『芸体能』柔道エースジョタ、君はどこから来たの?[インタビュー]

2015.12.23

『芸体能』柔道エースジョタ、君はどこから来たの?[インタビュー]

[テレビデイリー ソンソンヘ記者]
運は実力を備えた者にだけやってくる。 そういう意味ではグループのマッドタウンジョタ(イ・ジョンファㆍ22)に訪れた運は偶然ではない。
ジョタはKBS2のバラエティ番組『うちの町内の芸体能』(以下『芸体能』)柔道編が生んだスターだ。デビュー1年目の新人は初のバラエティ出演で全国区級の認知度を得た。単なる幸運ではない。彼は熾烈に生きてきた過去の補償を受けている。


◆2年ぶりに戻ってきた柔道マットの上、奇跡を起こす

ジョタは柔道名門、慶尚北道浦項(ポハン)同志高出身だ。8年間選手生活をした。彼は「今も腰と首、肩が悪い。雨が降ったらうずく。」と勲章のように残った負傷に言及した。高校3年での突然の負傷。これにスランプまで重なり彼は柔道界を離れた。

しかしジョタは運命のように柔道界の上に戻ってきた。
『芸体能』柔道編が始まるというニュースを聞いて忘れていた過去を思い出した。所属事務所に頼んでオーディションを受けた彼は堂々と1位を占め、新しいメンバーに合流してチームのエースに浮上した。

ジョタの活躍は全国柔道大会で頂点を極めた。トーナメント戦で彼は16強で順に8強、4強を経てついに金メダルを手に握った。この過程で骨盤を負傷したりもした。
彼は「自信はあったけれど、もし負けたらどうしようと思った。勝ってからは『あ、終わったんだな』と思うのと同時に安心した」と当時を振り返った。

彼の金メダルは単に1位という順位だけを意味しない。
ジョタの決勝戦の試合はスポーツ漫画を彷彿とさせるほどだった。彼は負傷で全身を包帯でぐるぐると巻き苦しそうにしながらも、あきらめず熾烈な死闘を繰り広げた。
試合が終わった後に流した彼の涙は多くの視聴者の心を動かした。実力と意志、勝負欲を備えたスーパールーキーの誕生だった。

ジョタは「当時試合で負った傷は休みながらだいぶよくなった。」と言う。
二度と返ってくることがないと思っていた柔道マットの上で彼は多くのことを得た。
彼は「国家代表選抜戦を見に麗水に行ったことがある。競技場を見た瞬間何とも説明しがたい感情になった。一緒に運動していた友達にも会った。昔のことをたくさん思い出しました。」と話した。


◆"イウォンヒㆍチョジュノコーチ、僕には神のような存在"

『芸体能』はジョタの初の固定バラエティだ。彼は競技場では生まれつきの勝負師だ。体力の低下や度重なる負傷も精神力で勝ち抜く。

しかし柔道界から下りてくると二十二歳の青年に戻る。今はまだコメント一文を語ることもぎこちないバラエティ初心者だ。

そのため『芸体能』はジョタに最適化された放送だ。柔道の試合で実力と根性を見せながら"国民的MC"にバラエティを学ぶこともできる。金を払ってもできない貴重な経験だ。ジョタは一緒に出演中の柔道チームのコーチ、イウォンヒㆍチョジュノとタレントのカン・ホドンに感謝の気持ちを表した。

ジョタの話によると、イウォンヒㆍチョジュノのコンビは柔道選手出身の彼にとっては神のような存在である。
彼は「あの方たちは私の中学校時代の金メダルリストだ。 (歌手で言えば)ほとんど歌王のような感じ。」と学生時代のアイドルたちと一緒だということが夢のようだと話した。

さらに「あの方たちに隣でコーチングを受けたりしますが、今までずっと一緒にやってきたみたいだ。僕のスタイルをよく知っていらっしゃる。特にチョジュノコーチは僕よりもバラエティが上手い感じ。」と冗談を言った。
またカン・ホドンについては「『芸体能』という船の良い船長だ。カン・ホドン先輩がいるから僕たちのチームがある。近くで見たらなぜ"国民的MC"なのか知ることができる方だ。」と話した。


◆"『芸体能』出演、マッドタウンをアピールできるチャンスになれば"

『芸体能』柔道編でスポットライトを受けているが、ジョタは歌手という自分のアイデンティティを忘れなかった。彼にとってバラエティ出演はグループを知ってもらうためのチャンスだからだ。
ジョタは「マッドタウンがあるから僕がいる。僕がうまくいけばグループもそうなるから。」と言い、自分を応援してくれるメンバー達がいるから力が出ると話した。

実際にジョタは収録中の負傷で競技をあきらめようとする瞬間、グループを思い耐えた。 彼は「(全国大会)準決勝の時、本当に大変だった。あの時家族でもなく他の誰でもないメンバーが浮かんだ。その時初めて"勝てそうだ"という自信がわいたんです。」と不思議な経験だったと話した。
ジョタが所属するマッドタウンは現在『OMGT』というシングルで活動中だ。
彼は「今回の活動をしながら、お互いもっと親しくなった。僕には第2の家族だ。僕たちは本当に仲がいい。それは本当に自負することができる。僕たちのメンバーたちを知ってもらえる機会がもっとたくさんあったらいいな。」とメンバーたちに向けた愛情を示した。


◆"父さんの息子で幸せです"

彼の最終目標は自分を信じてくれた人たちの期待に応えることだ。ジョタには今まで彼を信じてひたむきに応援してくれた人たちがいる。まさに彼の父とマッドタウンのファンクラブ"マッド・ピープル"だ。

特に父はジョタの一番長いファンであり友達だ。『芸体能』柔道編の出演を最も喜んだのも父親だった。
彼は「選手時代、お父さんと全国行かなかったところがない。毎回試合の度にお父さんがたくさん苦労なさった。」と息子のために献身的だった父に向けたありがたさと懐かしさを示した。

ジョタは「お父さんとは友達のように過ごしている。僕がスポーツ選手だった時もそうだし歌手である時もモニタリングと助言を欠かさない。」と言った。
その一方で「でも『芸体能』金メダル獲得試合を見ては礼をしなかった。 ただ"ありがとう"と電話を切っていた。そういう人じゃないのにまた違う感じだった。」と放送出演を機に父の新しい姿を見た話した。

さらに息子が良いスポーツ選手になることを望んだ父の願いを『芸体能』を通じて実現できて満足しているとし「"あなたの息子で幸せです"という一言を必ず伝えたい。」と付け加えた。

ファンたちにもいつも恥ずかしくないように、これからも家族のように一緒にしたいという彼は「人間ジョタとしては初めてのような人になるのを望んでいる。後に自分の人生を振り返った時に誰かにとって良い人だったらいいと思う」と年齢に似合わない深い本音をあらわした。


記事元
http://tvdaily.asiae.co.kr/read.php3?aid=14508317491040173002

--------------------------------------------------------

なんか目から汁でてきた…。
あらためてようやくジョタくんの知名度がすごくあがったこと実感している。カペで感じてはいたけどなんというか、こうして記事で全国区(級)だって言われるとね。芸能体ってそんなに視聴率いいのかしら。
ジョタくんの境遇って前例ありそうなんだけどうまいこと思いつかないな。上重くんがアナウンサーを本職としながらも野球バラエティで活躍しまくって有名人になる感じ…?野球ファンの間では高校時代から超有名人だったからちょっと違う?上地とか?(どうでもいい)

父ちゃんのくだり上手いこと言いまわし訳せなかったけど、な、なんとなく雰囲気はわかるよ!たぶん!たぶんね!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?