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あなたに首ったけ顛末記【長編小説】

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『異能もの現代ファンタジーラブコメ』女子向けライトノベルなお話です。お口に合いそうでしたら、ひと口だけでもいかがでしょうか?note独占配信(笑)&全話無料!不定期更新で連載中で…
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2023年3月の記事一覧

あなたに首ったけ顛末記<その11・アテ馬は意外と馬に蹴られない>【小説】

あなたに首ったけ顛末記<その11> ◇◇ アテ馬は意外と馬に蹴られない ◇◇ (18000字) <1>御崎十緒子(状態異常:色ボケ) (5000字) 『……んん、私ねぇ。うっかり、切られちゃったの。ああもう、しまったな……あいつに、してやられるなんて』 『切ら、れた? ……あいつ?』 『怪異。お化け、って言えば、伝わる?』  姉の御崎華緒子、華緒ちゃんとの、そんな物騒な通話を終えてから。  私、御崎十緒子は即、チーフに電話をかけることにした。 「明日、なんで

あなたに首ったけ顛末記<その12・”〇〇”はゴールではない、人生は続く>【小説】

あなたに首ったけ顛末記<その12> ◇◇ ”〇〇”はゴールではない、人生は続く ◇◇ (17000字) <1>御崎十緒子は保留する (5200字)  と、いうわけで。  私、御崎十緒子と、彼、水野春臣は。  お互いの気持ちを伝えあい、お付き合いをすることになりましたとさ。  めでたし、めでたし。 << いままでのご愛読、誠にありがとうございました >>  ……で、終われたら。  こんなにいろいろ、悩まなくってもいいのに、なあ……。  朝の電車で、この至近距離