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【留萌本線廃線決定!】JR北海道・留萌本線の「貨車改造駅」全駅の写真集

2023年4月1日に留萌本線の留萌駅〜石狩沼田駅間が廃止される事が正式に決定しました。
本来の予定であれば、2023年9月30日が廃止日だったはずなので、半年程度、廃線が早まってしまった事になります。

北海道のローカル線ファンとしては、とても残念っ・・・!!

この記事では留萌本線に残る全ての貨車改造駅の、四季折々の写真をご覧に入れようと思います。

それでは、留萌駅から深川駅へ向けて出発しましょうか。


大和田駅


留萌本線に乗って最初に眼にする貨車駅舎が、この「大和田駅」だ。

こぢんまりした山間の小駅です。
「大和田駅」は北海道の貨車改造駅において、最も一般的な姿・塗装をしています。
この駅を貨車改造駅舎のベーシックな姿として覚えてもらえると分かりやすいはず。


ここでワタシのライフワークである「貨車改造駅採集」についてご紹介してみます。

北海道を中心に日本全国に点在する、貨車・車掌車を駅舎・待合室に改造したユニークな駅を巡っています。
一部の鉄道ファンからは「車掌車駅舎」「貨車駅舎」「ダルマ駅」「ヨ駅」などと呼ばれている様ですが、正式名称がある訳では無いので、ワタシは全てひっくるめて「貨車改造駅」と呼称しています。

かつては北海道内に数多くの「貨車改造駅」がありましたが、このところ凄い勢いで数を減らしています。

そもそも「貨車改造駅」は、老朽化した国鉄時代の木造駅舎を建て替える予算の無い赤字路線に、必要の無くなった貨車を置いて「駅舎」と言い張っているだけの、残念な駅です。
近年の相次ぐ北海道のローカル線廃止と、利用者の少ない駅の廃駅によって、人知れず姿を消していっています。

雄大な自然の中にポツンと置かれただけの駅舎ですから、ゆったりした時間を過ごすのに最高なんですね。
撮影中は結構長い時間居ますが、まず間違いなく誰にも会うことはありません。
喧騒とは無縁の場所です。

本当にのんびりして良いんですよ。

ワタシは2018年時点で駅として現存していた北海道内の「貨車改造駅」を全て巡る事を目標として旅行し、それを達成する事が出来ましたので、これからnoteで暇をみて少しづつ公開して行きます。


本題に戻って、
次の貨車改造駅は「幌糠駅」です。


「幌糠駅」


近年の「幌糠駅」は塗装が綺麗。
手入れが行き届いています。

綺麗な車掌車の姿でも廃駅が迫っています。
廃止後は、倉庫などの用途で売却される、なんて事もありそう。

次の貨車改造駅は「恵比島駅」です。


「恵比島駅」

この駅は貨車改造駅の中でも非常にユニークな駅です。
何故かと言うと、

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