通訳として働きました

日本語を勉強している友だちから、「日英通訳者」のバイト募集があると教えてもらいました。先に応募者がいたようですが、どうやら面接に現れなかったらしく、その友だちに連れられて大学バイトあっせん事務局まで問い合わせにいったら、すんなり通りました。

メールの内容だけ見て、interpretor ではなく translatorだったことからテキストを翻訳するのかな?と思い込んで行ったら普通に会話の通訳だったので仰天しましたが結果からいうと特に大きな問題はなく終わりました。

「医療用の機器のVAT(特注された品物の仕様や動作の確認検査)」の通訳をすると聞かされたのですが、日本の企業がイギリスの企業に発注した機械を現地で立ち会って確認する、というのがおおまかな説明になると思います。

専門知識は必要ないとのことで、とはいうものの内容を理解するのに技術的な側面などを知っておくに越したことはないのですが、自分がわからなかった用語はだいたい日本企業の方が理解しており、実際に理解を求められることはあまりありませんでした。

自分も全く知らない分野ということもあり、通訳ではありますがいろいろと質問をして、みんな(当たり前ですが)詳しいので、規格や構造などを教えてもらいすごく勉強になったと感じています。

3日の行程が終わったあとに電話をいただいて、日本側の企業のおえらいさんが強調していた「人のつながり」が印象に残っています。日本に帰ってから工場の見学などもさせてもらえるそうで、思いがけないところで縁ができました。

日本企業の方々だけでなく現地企業の方々にも、日本側の方々が帰ったあとに追加の見学をさせてもらったり、技術的な部分を見せてもらったり、また日本で修士課程に進むことを考えている人も働いており、その方とまた特別なつながりができました。

将来の目標として研究を続けたいのですが、閉じこもってばかりではなく人との交流を大事にしていけるような活動をしていきたいと思わせてくれた3日間でした。まずは知識をつけるところからかも。

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