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新幹線を巡る教授とのお話

ソ♭ーソ♭ーラ♭ーファソ♭〜〜〜♪

今日も新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございます。
この電車は、のぞみ号東京行きです。
途中の停車駅は名古屋、新横浜、品川です。
この電車は、全席禁煙となっております。
お煙草を吸われるお客様は、喫煙ルームをご利用ください。
普通車の喫煙ルームは、3号車、7号車、15号車、グリーン車の喫煙ルームは10号車にあります。
車掌室は8号車です。
携帯電話はマナーモードに切り替えるなど、周りのお客様のご迷惑とならないようにご協力をお願いいたします。

上に書きましたは、東海道新幹線でよく耳にするアナウンスですね!(東北新幹線の写真を貼っておいてなんなんですが……)


車内風景あるある…?

卒論に追われながらもわちゃわちゃと、学生と教授間で会話が行われる。
ふと学友I氏が東上線で「ファミチキを食ってる奴は許せねぇ!」という発言が出ました。
それを発端に、「持ち帰りのマックの匂いはテロ並みだ!」など盛り上がる中で、車内飲酒の話。
東海道線では地べたで酒盛りをする人がいる、総武快速線の増結車両は比較的居酒屋雰囲気など、各々が見たことのある車内飲酒風景をぺちゃくちゃしていました。
その延長で「新幹線内の飲酒」の話が出ました。
教授から、新幹線には「プッシャー車が必要だ!」という提案が飛んできたのです。


教授の受難

教授の話を聞くに、提案の背景は以下のようです。

京都で仕事が終わり、夜景の中を走りながら関東を目指す東海道新幹線。
仕事終わりではあるが、車内でも少しパソコン作業がある。
名古屋に到着し、乗り換えが激しくなる。
名古屋を発車し、AMBITIOUS JAPAN!のチャイムを皮切りにビールを開ける「プッシャーー!!🍻🍻」があちこちで鳴り上がる!
「おい、こっちは疲れてる上まだ仕事があるんや!」
🍺(プシャー)🍺(プシャー)🍺(プシャー)
鳴り止まないビールの蓋を開ける音!
中には椅子を回転させて仲間内で乾杯!

なんでしょうか、このビール陣営とパソコンワーク陣営の雰囲気の差は!

そりゃたまったもんじゃないです。

ですが、私自身も新幹線に乗ってしまえば、駅弁を開いて缶ハイボールくらいは開けてしまうものです。ただ、世の中アルコールの匂いなどが苦手な人がいることはわかっています。どのように解決しましょうか・・・


プッシャー車を設ける

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教授の提案のように「プッシャー車」を設ける。ここではアルコールを存分に飲んでくれ!って車を作る。アナウンスもちゃんとする。

ソ♭ーソ♭ーラ♭ーファソ♭〜〜〜♪

今日も新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございます。
(省略)
車掌室は8号車です。
『プッシャー車は2号車、6号車、12号車にあります。』
携帯電話はマナーモードに切り替えるなど、周りのお客様のご迷惑とならないようにご協力をお願いいたします。

アルコールの匂いと音が混じってもいいよ、って人は飲まない人でも乗ることはできる。他の号車では、決して飲まない。棲み分けをしっかりしましょう系の提案。


食堂車的な機能を持たせる

銀河鉄道食堂車

昔にあった食堂車や、近年に見られる高級特急のようなバーラウンジを設ける。酒類を豊富に扱えば、仕事終わりでも最高であろう。飲みたい人はそこに行こう!温かい食事なんかも嬉しい限り。

問題としては、輸送人数を犠牲にしなくてはならないこと。車内販売などのカートを運ぶ上でも支障をきたす。ラウンジを設置したところで、キオスクとかで缶ビールを買って持ち込み、普通車でプッシャーするのは自明である。効果的な制度にはならなそう・・・。

教授、我慢です!

もうこれしかない。

教授、我慢です。周りはビールで、自分は忙しくても我慢です。

なんだったら教授もビールプッシャーしてやりましょう!


電車にのると、なんと言うか路線色のようなものがあるような気がします。ファミチキにせよ、缶の酒類にせよ程々に(笑)

でも、旅情に駆られたてお酒には手が出てしまいますよ。新幹線や特急のみならず、通勤電車にあるボックス席は魅力的なんです。

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