パチスロの期待値って開発者の想いがいっぱい詰まってるかも


「この設計にはどんな想いがこもってるのか考えてみて」
私が建物の設計をしていた時に、師匠から良く言われていた言葉だ。

注文住宅の場合、お客の希望を叶え家族構成を踏まえ、将来の家族像に沿った家を予算内で提案する。

一生に一度の高い買い物。
お客はガレージが欲しい、広くてお洒落なキッチンが欲しいなど、これから建つ夢のマイホームに心を躍らせる。

しかし、現実は予算オーバー。
妥協をお願いしつつ、予算内での提案をする。
最終的に、設計者とお客が折り合い、家ができるのだ。

だから設計には工夫が至る所にある。
工夫がないと、お互い落とし所がないからだ。
そこに、設計者の想いがこもってると思う。


パチスロ台も六号機になって、有利区間や2400枚上限などの規制がかかっている。

私もパチスロ期待値稼働をしている身として、期待値のあるゾーンをある程度は把握している。

チバリヨを例にとってみると、この機種は有利区間開始時に期待値を詰め込んでいる。
朝イチのリセット台だけ回されて、終日放置なんて事もよくある。

しかし、全リセのお店は、チバリヨ目当てに行列を作る事である意味win winな側面もある。
チバリヨの開発者が、これを狙って造ってたのならある意味凄いと思うのだが。

本来の想いと違った使われ方をしてるなと感じる。
それでも私は、明日もリセットチバリヨを打つのだけども‥

もし私がスロット台を開発するのなら、やはり設定1の期待値のない所を回して貰える面白い台を造る事を目標とすると思う。

今はスマホで解析や期待値等、すぐ確認できる。
ただ、期待値は開発者がどこに偏らせるかを自由に設計できるので、それを逆手にとってこの解析なら夢があると思わせることもできる

その視点で最近新台の番長zeroを考えてみた。
設定1でのリセット0Gからは期待値はほぼなく、100枚程使った所から打てそうな期待値(まだ解析が出てない為、妄想の段階)

そしてzeroモード終わるまでうって当たらなければヤメ。次は300ゲーム程からまた期待値が出てくる。しかも対決に入ると、40%以上も勝率がある。
BARからも、ATに割と入る。

有利区間終了後0ゲームヤメを無くしたい。
期待値マイナスゾーンをできるだけ目立たなくしたい。
次は出そうだと言う期待を持たせる。


面白いか面白くないかは別として、今のホールの現状とメーカーの想いを感じずにはいられない機種だと私は思った。
どうか末永い稼働貢献を願わずにはいられない。

私たち期待値稼働者は、人が群がる所から少しづつ利益を頂いて、生活しているのを自覚してしまうから。

これはもう完全に趣味なのだが、遊戯者、ホール、メーカーの思惑を感じながら明日からも稼働していきたい。

文書書くのは好きだけど、短くまとめたいけどまとめられない頭の悪さを許して下さい。
最後までお付き合いありがとう。

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