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【第270話】8/28・新潟11R・BSN賞(にゃむ師匠)

いつの時代も、男と女の恋はいちど始まったらユーキャントストップ!。それはいくつになっても、たとえアラフィフになったって同じ。むしろ数十年ぶりの恋の味に巡り合おうものなら…そりゃあもう本能の赴くまま!まあ、夏ですし、しょうがないよね。是非ご覧ください!


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小生が拠点としている某喫茶店では、このコロナ禍ではあるがそれなりに来客もあり、以前このコラムで紹介した「虚言癖女」を始めとした、 個性豊かな面々が、コーヒーと一服を求めて来店する。

そこは時に、新たな恋の始まりの場となることも。

喫茶店の女店主は、高校時代バレー部に所属。
その同輩で、共に汗を流して春高バレー目指して青春を駆け抜けたキャプテン・Kさん(バツイチ・シンママ)もたまに店を訪れる。まあ、シンママといっても、高校出てすぐに付き合っていた同級生と出来ちゃった結婚の娘につき、今はすっかり大きくなり、もう市長選にも出馬できる年齢になっていて完全に自立。

そんな「母として役割を終えた」身軽さもあり、自分で家一軒購入しながらここまで数十年、これといった恋愛はせず、農協に野菜を買いに行くのを生き甲斐としながらたくましく看護師として日々暮らしている「歌を忘れたカナリア」ならぬ「恋を忘れたオバハン」

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一方、女店主のこれまた高校時代のクラスメートで、かつては授業中に快眠していたところ、起こしてきた先生の高圧的な態度にブチ切れ、気付いたら立ち上がって先生の胸ぐら掴んで、黒板を背にグーで殴り倒し、教室を悲鳴の渦に変えた伝説を持つという、暴君H君(バツイチ)もこの喫茶店の常連。ただし、加齢とともに心も体形もすっかり丸くなって、今は小生たちとネット麻雀仲間。

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と、どちらも店主と高校の同級生だった二人。
高校時代はクラスも違い特に接点はなかったため、お互い顔はなんとなく知るというくらいの間柄だったが、先日、店主がニヤけながら


「せっかくバツイチ同士だし、二人を合わせてみよう! どうなるかな?」

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と、半ば酔狂でこの「アラフィフケミストリー」を企てる店主。このイタズラ感覚がすべての始まりだった。

セッティング完了! いざご対面~~。

30年弱ぶりの再会。
かたやシミシワ、かたやデブでハゲ。高校時代の残像からえらくかけ離れたお互いの変わり果てた姿に、すこしショックを受けつつも、そこはともにいろんな修羅場をくぐって一周してきた精神的余裕で大人の対応。3時間くらい懐かし高校時代トークで盛り上がったらすっかり意気投合し、H君はエンディング前に意を決して連絡先交換アタック。無事、ライン交換となったのだった。


するとどうでしょう?



お互い数十年ぶりの「あたらしいであい」に、いい年こいたオッサンとオバハンはもうあの頃に戻ってエキサイティングモードに。

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百戦錬磨の遊び人・H君による、やさしさ全開のライン攻撃は、ときに朝の5時まで続き、キャプテンKは自分の事を聞いてくれる、楽しませてくれる、くすぐってくれるH君に次第に想いが募り、すっかり「ロマンティック浮かれモード」に。恋愛経験のあまり多くないKにとっては、こんなにイジってもらって今日もグショグショ気持ちいい夜。

これですっかり完落ちして「すごく好き」になってしまい、想いが溢れて止まらないKさん、出逢って2週間で自分から告白して正式なお付き合いがスタート。いい感じの大人の恋かぁ。さあ、ここからどんな展開、ドラマが二人を待ち受けているのか? その行方に興味津々といったところだったが。


…気がつけば、さすが人生グルッと一周してきたアラフィフ世代。
「もう無駄なプロセスはめんどくさいのでショートカット!」

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そして、間髪入れずにロォォォォォォンッッッ!!

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すっかりキングハメハメハになったH君は「やっべぇ、すんげー相性が良かったぁ。インサートの瞬間『あ、大丈夫だこれ』って思って。そっからはもう最高だったよ!2ラウンドイッたもん。」とご満悦。しかし、どうしてどいつもこいつも男ってやつは、自分の性体験をドヤ顔で赤裸々に語るのだろう?しかも、今回はなまじ女も知っている人だから映像化がたやすく、ムダに妄想が膨らむ始末。

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昔、小生の中学時代の同級生が 20 歳になって、東京でAVデビューしたぞと聞き、どれどれとレンタル屋からビデオを借りて検証。
「あーやっぱ○○ちゃんだよっ!」と、すっかりギャルになった画面上での再会に懐かしくなったと思ったら、すぐざま色黒男優が出てきてものすごいプレイに…。


「ウソだろ!?...あんな純真無垢だったあの娘が...こんなことを...。」

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と若き小生は目を丸くすると同時に、昔オカズにしたことのある「達成済み女子」のまさかの覚醒に、普通のAVよりも数段興奮したあの感覚に近いものがあったなあ...。知らない人より、知ってる人の方が異常にコーフンするのさ。


キャプテンKからしても、「こんなアタシでもまだ、恋…できるんだ」とすっかり店主への報告ラインはハートマークのメス全開。

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…っていうかあんた、この間ご対面した時にデブだのハゲだの「なんか見た目がねぇ~」とかディスってたのは何だったのさ? ぜんっぜん乗り気ぢゃなかったくせにっ!!

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店主「お互いバツイチだったし、なんか始まるかなぁ…と思って合わせたけれどさぁ、もうヤルの早すぎ!ちょっとオカしくない??」

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と、二人の本能むき出しサルっぷりにあきれる店主。

店主日く、キャプテンKは高校時代はいわゆる「優等生キャラ」であり、そんなに激しい男好きな面はそれほど見せなかったとのこと。

しかし今回の再会劇は、そのH君の巧みなライン術に、キャプテンKのほうが気持ちよくなりヌレヌレに。結局お熱になってしまったことで決着。最初こそ、Kは自分の自信のなさからガートが堅く、かなりの難攻不落のSASUKEだと思っていた暴君Hにとっては、終わってみればいともたやすいジャンクルジム完全制覇。

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「そんなにエッチとか好きぢゃないハズだったのになあ。看護師だから普段から男の裸とか一杯見ているのに・・・」と呟く店主に、妄想評論家の小
生は反論。


「いいや違うのさ」

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「…あのさぁ、オラも昔、金融機関に入りたての若い頃は、ATMに現金補充しに、ジュラルミンケースに2千万円とか詰めこんだこともあってさ。最初札束見たときは「やっべーすんげぇ金っ!」

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とコーフンしたものだったけれど、よくよく考えたらこの金は「絶対に自分のモノにはなんねぇ金」であって、それを悟ってからは、どんなに2千万3千万円触ろうが、もうなんとも思わなくなったのよ。もうただの紙切れみたいな感じ。

でもさぁ、おんなじ金なのに、自分の財布とか通帳に入ってれば話は別で、すんごい執着心が強くなっているのよ。「世の中に金はたくさんあるけれど、殆どが自分のものにはならない現実。ああ、わかってるさ。でも、でもね、このわずかな自分の金だけは離さないっ!できることならもっと増やしたいんだっ!」みたいな感じ。みんなパチンコは行くし麻雀するし、株とか不動産とか、すごい情報・才能に長けていてさぁ…オラも馬券ばっかり買ってたけどさ。

これって、普段は人の金ばかり見てて、本能で「手を出してはいけない金だし!」と自分を律しているからなのに、オフタイムの自分の金に対する執着ぶりは相当なものになっているのは、いわゆる「反動」ってヤツなんだよ。

「…ふーん」

 「で、ここからはオラの勝手な妄想だけれどさ、看護師も本質、僕らとおんなじで、普段は仕事で男の裸とかティンポを見る機会はたくさんあって、若い頃は「キャッ!」とか顔を赤らめたのかもしれないけど、いつしか「これって別にアタシのティンポぢゃないし・・・」とか悟った自分を律し、やがてどんないいティンポを見ても、なんとも思わなくなっているのさ。

がしかし!その反動で、自分の恋愛になったときは別で、目の前のティンポに対しての執着はもうスゴくて...「このティンポだけはアタシのもの!」ともう執拗に喰いついて離さないんぢゃないのかな?

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もう吸い付いて吸い付いて吸い尽くすまでなめしゃぶりまわしたりしてさ、これも職場では絶対できない高揚感も。これって看護師の性分であり、普段の仕事の反動なんだよ! 

要するに、金もティンポも、実はものすごく欲しいという人間の煩悩であり、その本質は一緒! 

普段平静を装っているその「反動」が必ずあるから、看護師たちは皆、もれなくティンポが大好きなハズ! お金ダイスキな元金融機関職員・オラが語るんだから、間違いない!!

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(あ、北斗殿はカンケーありません(-_-;)

と、妄想を超えて単なる「偏見」でしかないなのだが、店主は大爆笑しながら「バッカぢゃないの?」と一喝。う~~ん、違うかなぁ?


...あ、あくまでこれは小生の妄想の果てですから、これで炎上はヤメてね。このコラム・見解・いい年こいての夏の終わりのハーモニーについて、皆さんのご意見・ご感想をお待ちしております。

と、アラフォーカップルの30年ぶりの純愛‥いや性獣物語は、また次の機会で


...って書けんのか!?

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と、まだまだお熱いのがお好きということが程よく解り、熱いロォォン!はまだまだ止まらない。今が一番楽しいに違いないサル二匹だが、小生もティンポはビミョーでも、負けずにロォォン!してやるぞBSN賞。


越後路のダートに、あの「謙信公」が帰ってくる。

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前走・福島での復活の激走は、鞍上・丸山元気が「夏馬」であると断言し、しかも昨年のレパード制覇は道悪のグチョリンコタートで、明日も降雨予報。まあ、グチョリンコまでは行かないものの、ある程度締まったダートが予想される中、ますます謙信公の戦に追い風が吹いている。

しかし、小生が今までこの謙信公で高配当をゲットしてきたのは、昨年5月の東京マイルの1勝馬クラスを単勝20倍で勝ち切った時や、その次走、単勝162倍のド人気薄でユニコーンSに挑み、3着にベロッ!と来た時等、

0621東京11複勝

どうしても爆穴で仕留めているイメージが強く、たとえいま追い風が吹いていたとしても、トップハンデで復活人気する謙信公を、故郷の越後路に舞い戻ったとみんなが飛びつく謙信公には、小生はいまいち買う気が起きない。 

しかも、前走では差しに脚質転換しての勝利であり、その戦法がこの越後路ダートで板についてしまったら??と考えると若干危険な匂いもし、 斤量の軽い前の馬に粘られて差し切れずに3着臭もする。

と、ある程度有力と認めつつも、そこに「バケンの品格」はない今回の謙信公。 小生は、「10打数7安打で回収率105%」よりも、「10打数2安打で回収率120%」の方を良しとするタイプ。ヒットよりもホームランを狙って強いスイングを心掛けているゆえ、ではここで謙信公は得策なのか?と訊かれると首を縦には触れない。


◎⑥ベルダーイメル
○②ヴェルテックス
△⑮ケンシンコウ


昨年の今頃は、まだ3歳未勝利クラスにいた◎○2頭が、この1年で急成長してともにオープン入り。謙信公より2キロ軽い55キロで、先行有利の越後路ダートを楽々と先行競馬できるこの2頭に魅力を感じている。

先々週の小倉記念でも、1年前の今頃は未勝利も勝てなかった◎モズナガレボシを指名して1着ロォォン!と、サラブレッドの成長力は、ときに我々の想像を超えることもあり、そこには美味なる高配当という副産物がある。

◎⑥ベルダーイメルは、昨年の7/25 にこの新潟ダート1800mで待望の初勝利を挙げてから、引き続き同じ舞台で2勝目、3勝目ととんとん拍子に勝ち上がり、新潟ダート1800m適正は相当なものであることを証明。その 3勝目・昨秋の鳥屋野特別では、小生も断然の人気と解りつつ軽視せず、◎カフェプリンスとの大本線ロォォン!をした想い出のある馬。

そこで手綱を取っていた吉田ハヤトだが、なかなか夏シーズンは新潟で騎乗しないのだが、わざわざこのベルダーイメルの為に越後路ダートに参戦。熱を帯びる札幌で引く手あまたの状況にもかかわらず、そんな騎乗依頼を蹴って、大好きなベルダーイメルのために本州に戻るのだから、相当な入れ込みようであることが解る。

そのくらい、吉田隼人にとってもこのベルダーイメルの初騎乗だった鳥屋野特別では、相当な手応えを感じたゆえの選択であろうし、古馬になってからの新潟ダート1800のオープンレースは、年間を通してもこのレースしかないため、「絶対に勝てる」と見込んでの新潟入りと睨んでいる。

鳥屋野特別を快勝後は、1400mの3勝馬クラス1着→かきつばた記念3着と、1400mでの好走が目立っているが、本質は 1800mの馬。この絶対的に得意な舞台で勝ち、賞金を上積みして、船橋の日本テレビ盃や、暮れの中京G1大舞台等、重賞クラスでも臆することなくエントリーできるよう足場を固めるには負けられない舞台。完全に「獲りに来たモード」の吉田隼人による、鳥屋野特別アゲインの横綱先行競馬を期待する。

一方、○②ヴェルテックスも、昨年の今頃は未勝利クラスをモタモタしていて、川田ユウガを配しても4回連続2着と、とうとう未勝利クラスを卒業できずゲームオーバーとなり、怒りにむせぶシルクの会員を中心にネットケイバの掲示板は荒れに荒れたのだが、もともと素質のある馬。一本ネジがハマれば一気に覚醒し、地方から出戻りして◎ベルダーイメル同様とんとん拍子で勝ち上がり、一気にオープン入り。あの未勝利モタモタは何だったんだと笑って振り返られるレベルに。準オープン勝ちを決めた 5/3の東京で騎乗した横山タケシは騎乗後「重賞級」とコメントし、能力十分であることを見せつけていた。

ただ、砂を被ると駄目なタイプであり、年明けの小倉の2勝馬クラス3着や、前走の平安Sはこれが敗因。小生は前走・平安Sで連勝を期待して◎を打ったのだが、テンに速すぎたアメリカンシードに目一杯砂を掛けられてドボンと、脆さも共有はしている。

この時騎乗していたのが岩田ジュニアだったが、今回は吉岡センセイなんと福永祐一に騎乗依頼し、快諾。これはビックリした。一連の新潟「東西グチョリンコ開催」の終わった静かな新潟に、わざわざ福永祐一が、こんな地味なオープンの為に舞い戻る。そのくらいこの○②ヴェルテックスを評価しているという事であり、将来性を感じているという事。騎乗馬に対しての研究を怠らない男ゆえ、きちんと事前に「トリセツ」は読破。砂を被らずに丁寧に進めていく特性に気を付けつつ、ほどよく新潟ダートを熟知しているこのジョッキーであれば、間違ったハンドリングはないものと思料し、◎ベルダーイメルに唯一対抗できる存在として、○を打つ。

そうなるとこの伸び盛りの 55 キロ 4歳牡馬2頭の◎○は、どちらも絶好位からの押し切りを狙い早めの仕掛けとなり、前が止まらないコースによってそのままイッタイッタ。中団で構える謙信公の出番はあるのか?という疑問も。

越後路ダートを前で進める遅咲きの4歳馬2頭が、そ れぞれリーディング級の鞍上を背に、壮絶な2頭のマッチレースを展開する。これが小生の描くレース映像だ。

馬券はいつもの◎-○1点勝負ズドン!に加え、△⑮謙信公が差し損ねて3着にベロッ!と飛び込んできた時にはボーナス3連単ロォォン!というお楽しみも添えて挑む。

単勝・複勝  ⑥
馬連・ワイド ②-⑥
3連単    ②⑥→②⑥→⑮


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