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【小豆島旅行記⑧1日目part.3】ここをキャンプ地とする!~小豆島はキャンプアイランド~

小豆島には数多くのキャンプ場がある。
そう、小豆島はキャンパー垂涎のアウトドアアイランドと言っても過言ではないだろう。数あるキャンプ場から選んでもらうために、それぞれがサービスに工夫をこらす。自ずといいキャンプ場が増えていく。あー、もう最っ高じゃん。

今回1日目の宿泊にはキャンプを選んだ我々。
闇チーム一同キャンプにハマっているというのもあるが、前回小豆島を訪れた時に利用した「小豆島ふるさと村キャンプ場」で、小豆島のキャンプ場の質の高さに感動したというのが大きな理由だ。

前回はキャンプも観光も島の高松側でまとめていた。今回は島の反対側も見てみたい。計画段階でそういう声が挙がった。メンバーみんなキャンプに、そして小豆島に飢えているのだ。小豆島なら、また素晴らしいキャンプ場に出合えるかもしれない。
今回は島の反対側でキャンプをすることとなった。

我々のハートを射止めたキャンプ場。それは「小豆島オートビレッジYOSHIDA」だった。
こちら、地元の人も利用する天然温泉やコインランドリーまで併設した人気のキャンプ場である。しかも、管理棟にある売店では薪や炭、ロックアイスなど、必要だけど持っていくにはちと嵩張るでお馴染みのキャンプの必需品がリーズナブルに販売されている。こちらの経営者はマザー・テレサなのだろうか。
こちらの近辺には蛍も飛ぶようだ。リーダーがパーソナリティを務める「宮崎ユウのラジオに帰ろう!」風味に表現するならば、まさに、島の自然がギュッ!なのだ。しかも、WiFiが...ある!
すでにご存知だと思うが、小豆島のTwitterはとにかくよく動く。小豆島の人達はTwitterを常に開いているんじゃないかと思うほどに。これを追うのは並大抵ではない。小豆島に上陸すると通信量が必然的に爆上がりする。WiFiがあるということは、本当に助かるのだ。あぁ、「小豆島オートビレッジYOSHIDA」よ、マーベラス!ハラショー!トレビアン!
休日にはかなり混み合うというこのキャンプ場だが、先発隊がお邪魔したのは平日ということもあり、なんと我々の貸切状態であった。闇のキャンプ場爆誕である。

優しいキャンプ場の方々が「どこでも好きなところを使ってください」と言ってくださったので、先発隊は色々見て回って快適そうなオリーブの木の木陰の場所を選んでテントの設営を始めた。ここをキャンプ地とする。

テントの設営が終わったら、各々の荷物を運び込み、食事の支度が始まった。
ここでGOTOの秘密兵器が登場する。

キャンプを始めた当初から彼女が憧れていたロティサリーグリルだ。先日の誕生日にプレゼントされたこのギアを使いたい一心で、彼女は丸鶏まで用意していた。愛媛出発が早朝だったことと、夜遅くまで仕事が入っていたため、彼女は出発前日の夜はリーダー宅に泊まることになっていたのだが、南予の自宅から持ってきた丸鶏を小脇に抱えて仕事に行く訳にはいかない。
だって丸鶏なのだ。「肌色のクラッチバッグだ、案ずるな」と言い張ったとて余計に心配されるだけだ。だからといって車に置いておくなんて危なくてできない。そこで、GOTOは松山の高速を降りたところでリーダーと待ち合わせをして丸鶏をリーダーに託し仕事現場に走るという「肉リレー」をしてまでこの場に臨んでいる。並々ならない情熱である。

満足気に鶏を回すGOTOの写真がグループLINEに送られてきた。GOTOからは丸鶏越しの青空の写真も送られている。
良かった。小豆島は平和だ。そう思いながら、私は小豆島に運ぶ闇柑をラッピングしていた。

後発隊にとっては出発前日にあたるこの日、私は買い出しに追われ車を走らせていた。突然大きな雨粒がフロントガラスを叩く。空は青く晴れているのに大粒の雨が降り出したのだ。天気雨だ。そして、私の目の前に大きな虹が現れた。こんなに大きな虹は久しぶりに見る。いい事がありそうだと思って車を止めたその時、闇グループのLINEが鳴った。
キャンプ地で雨が降り出したから、私がワクワクしているのではと思ったメンバーから、ワクワクするなという指令である。
だから無理だって。ワクワクは止められないのだ。

一方小豆島では雨を避けてテント内で調理が続いていた。

GOTOの丸鶏はいい感じで焼けた。それに併せてアール・シー・フードパックのビーフシチューと大和煮、パンとチーズ、焼きおにぎりなど、晩餐の準備は進む。
今日は金曜日。ラジオの放送日である。今日はいつもと違う。全て生放送ではなく、事前に収録したものを放送し、アフタートークの部分を小豆島から生配信するのだ。
生配信にはチョーケシ兄やんと妖怪美術館館長の忠平さんがスペシャルゲストとして遊びに来てくれることになっている。
忙しい中時間を作ってくれたチョーケシ兄やんと忠平さんに少しでもおもてなしをしたい。そのための晩餐だった。

次回、小豆島からの生配信の様子やその時の様子などを書こうと思う。

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