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【小豆島旅行記⑦1日目~part.2~】チョーケシ兄やんのツアーガイド

上陸5分で宮崎ユウ小豆島上陸記念ライブをお見舞いされた先発隊。ライブに参戦していた妖怪美術館の面々や国民宿舎ナカのヒト、オリーブしまちゃんの営業さんたちに挨拶もそこそこに、チョーケシ兄やんのしなやかに流れるような仕切りで小豆島ツアーが始まった。この人、しなやかなのは髪の毛だけではない。やりおるなぁ。

まずチョーケシ兄やんが先発隊を案内したのは、「おおみね」だ。小豆島の人達から「おおみねのうどん屋さん」と親しまれている30年以上続く製麺所だ。闇マップを作成していた時に土庄港周辺の旨いごはんを調べていたのだが、その時にも私の食いしん坊アンテナがキャッチしていたジモティイチオシ「小豆島イチ」と評判のうどん店である。小麦粉にこだわって作られた少し細めの麺は、さぬきうどんならではの弾力のあるモチモチとしたコシはもちろん、こだわり抜いた小麦粉の美味しさが存分に感じられるとあって、麺自体がご馳走なんだとか。腹が...減った。


まなみん調べでは「オリーブ牛しぐれ煮うどん」が絶品とのこと。はい優勝~。オリーブ牛出てきたらもう優勝よ。闇マップにレコメンドメニューとして書いておいた。
ここに案内されるのは事前に兄やんから貰っていた行程表で知っていた。先発隊メンバーに何を食べたのか聞いてみた。

リーダーが「梅とろろうどん」、奇跡の晴れ女デジタルクラッシャーGOTOは「温玉ぶっかけ」、そしてディレクターが「長命草さぬきうどん」を頂いたそうだ。レコメンドわい...w
とはいえ、長命草さぬきうどんはここでしか食べられないオリジナルのメニューである。なんだか長生きできそうなありがたい名前だ。小豆島に行った際にはぜひともお試しあれ。

腹ごしらえも終わった。小豆島面白Twitter連合の先制攻撃により笑い疲れ、歌い疲れていた先発隊の体力ゲージは美味しいうどんでわずかながら回復した。

ここでチョーケシ兄やんが一行を案内したのが、小豆島のパワースポットのひとつ「重ね岩」である。2つ巨石が重なるこの場所は、大阪城築城の際には石切場のひとつになっていたという。登るのは大変だが、ここから望む瀬戸内海の景色は絶景だ。雄大な自然を目の前にすると悩み事なんてちっぽけなことに思えてくる。
嗚呼、素敵な宇宙船地球号。

それにしても、この登りをまるでステップを踏むように軽やかにひょいひょいと、上がっていくチョーケシ兄やん。この人、実はフィジカルお化けではないだろうか。
「さすがは元ダンサー。TRFっぽいと思ってたんだよ!」とはリーダーの感想。SAMやな!ん?DJ KOOの方が似てる?

先発隊の3人は小豆島上陸の1週間ほど前に四国最高峰石鎚山に登頂していたのだ。満身創痍。ふくらはぎは爆発寸前だ。この状態で重ね岩にアタックしたのだ。膝が笑うなんてもんじゃない。膝は大爆笑である。先発隊は産まれたての子鹿のようになっていた。

3匹の産まれたての子鹿たちをチョーケシ兄やんは仕上げに「樹齢1000年のオリーヴ大樹」へと案内した。小豆島ヘルシーランドの農園内、もっとも見晴らしのいい一角に佇むこの大樹は、スペインはアンダルシアから約1万kmもの旅を経てオリーブの島のシンボルツリーとしてこの地に根を下ろしたものだ。
大樹のフォルムをよく見て欲しい。ハートのような形になっているのにお気付きだろうか。神聖な空気が漂うこの場所にハートの形の大樹である。もう、Love&Peaceだ。ここで結婚式なんかできたら最高だ。「オリーヴ婚」とか素敵じゃない?まさに、キュンである。

そして、この場所には瞑想をするためのステージが設置されており、瞑想プログラムなるものもある。海からの優しい風を感じながら、鳥のさえずりや木立がそよぐ音を聞き、自然に身を任せる。五感が研ぎ澄まされる事間違いなしだ。ここでなら、チャクラだってきっとパッカパカに開くだろう。
チョーケシ兄やんに勧められるまま、瞑想をする三匹の子鹿たち。そっと目を閉じてみる。風が心地よい。空気が心地よい。目を閉じているのに、目の前に真っ青な空と煌めく海が広がっているのを感じる。ニーブラされないように気をつけたいところだ。

事前にQRコードを読み取っていたため、瞑想プログラムの音楽やナレーションがスマートフォンから流れていた。音楽の効果もあり穏やかな海のように凪いでいた一同の心がここで突然乱れ始める。ナレーションの声が...妖怪美術館館長の柳生忠平さんにソックリだったからだ。
「さては、ここでプロレスか!?」と思い、チョーケシ兄やんに確認したそうだが、このナレーションは仕込みではなく、瞑想プログラムをする人達は皆さん聞くものだという。これはいけない。すぐにココロを乱すんだもの。瞑想、瞑想。
再び心を落ち着け瞑想に励む3人にナレーションが語りかけた。
さぁ...スキップを...してみましょう。
多少引っかかるモノを感じつつも、さっきのこともある。プロレスなわけがない。誰からともなく、3人はスキップをはじめた。
うふふ~。うふふふふ~♪

貴重なこの様子を、なんとディレクターがカメラに納めることに成功している。その様子は後日、皆様にお見せする準備が整い次第、このページにリンクを貼ろうと思う。しかし、ディレクターは見ていた。スキップを始めた瞬間にチョーケシ兄やんの目が「しめた!」と輝き、カメラを回し始めたことを。
願わくば、どうかこの瞑想ナレーションがチョーケシ兄やんの、小豆島面白Twitter連合のプロレスではありませんように。
オリーヴ柱奥義壱ノ型「瞑想」などと題した動画でこの様子がアップされないよう願うばかりである。

ここで緊急速報だ。
たった今妖怪美術館のナカのヒトから寄せられた情報によると、瞑想体験は世界中の経営者が通う禅寺で有名な京都の両足院・東凌和尚のお声だそうだ。禅や瞑想は難しいものでは、なく、スキップするくらい軽やかに楽しめるものだということを体感するのが、瞑想プログラムなんだとか。何その貴重な体験!サラッと言うことじゃないよぉ。もっとガチめに訴求しようぜ。
恐るべし、オリーヴ柱。
何はともあれ、小豆島に来た暁にはこの場所に立ち寄って欲しい。Must Goである。本当にいい気が満ち満ちた、素晴らしいところだ。

さて、この後先発スキップ隊は、1日目の宿泊の地として選んだ「小豆島オートビレッジYOSHIDA」へと向かう。
そのキャンプ地での様子はまた次回書こうと思う。

ここで小豆島ヘルシーランド様に提言させて頂きたい。
この樹齢1000年のオリーヴ大樹のある場所でキャンプなんぞできないだろうか。もちろん、1日何組か限定で。この大樹越しに星空を眺めたり、月を眺めたり、朝日を拝んだりできたら、それはとてもプレミアムな思い出となるだろう。焚き火の仄かな明かりに照らされた大樹もまた味わい深い。この神聖な空気を大量に体内に取り込んで、日常で疲れた体や心を浄化出来ると思うのだ。ぜひ検討願いたい。パンフレットを作ったりするのに写真が必要だったり体験記が必要と言うのであれば、ぜひとも、いや絶対に我々愛媛の闇チームにご用命頂きたい。光の速さで馳せ参じる所存だ。映えるテント、映えるギア、全部持参でお邪魔致します!お手間は取らせませんよ?

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