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事件そのものよりも、被害者を深く傷つけるセカンドレイプの危険性とは

お世話になっております、SEX and theLIVE!!(セックスアンドザライブ)アクティビストのたかだまなみです。今年も光のスピードで終わりに近づいてきましたが、初秋に立ち上げたレペゼン地球宛てのキャンペーン「性被害へのセカンドレイプを助長する発信について謝って下さい  #セクハラはネタじゃないもいよいよ大詰めになりました。キャンペーンに賛同くださった方々には御礼申し上げます。

セクハラがネタになり得ない理由はキャンペーンの中でもお伝えしましたが、その中で「セカンドレイプってなに?」「何が大変なの?」というお声も頂きました。セカンドレイプについてよく知ってもらうことは、無理に被害者に頑張らせたり、#metooなども必要のない世の中に繋がるんです。当事者には辛すぎて思い出したくないことなので、軽々しく友人に話したりはしませんし、あまり記事もシェアされていません。そこで今回は私が受けたセカンドレイプについて書いていきます。


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私は自己肯定感ゼロ、他人の役に立たなければ生きる価値なしというメンヘラ気質からスーパーのつくダメ男と付き合ってしまうことが多く、警察のお世話にはよくなりましたし、20代の大半はまともな思考ができないまま過ごしてきました。助けてくれた友人も多くいましたし、逆のパターンもありましたね。DVや金銭搾取(被害額1000万超え)、精神的虐待、監禁、レイプドラッグ、中絶などひと通りやったかな?と思われますので、これからお話するのはこれらのうちのどれかについて、私の友人や知り合いから言われた言葉です。現在楽しく明るく過ごしているのが不思議なくらい沢山の事件がありましたが、ほんと皆様のおかげですね、、、多謝!

1、「自業自得だね」

傷ついている人にわざわざ自己責任とか、自業自得を指摘してくる人って、なんなんでしょうね、、、。被害者は「自分のせいだ、私が悪いんだ」と自責の念を1005万回、頭でループするんです。傷ついた人を見つけてわざわざ攻撃してくる人、今世では改善の余地なしなので、速攻友達削除です。

2、「どちらも悪いよね」

んなわけねえだろ。「痴漢される服を着ているのが悪い」「そんな男を選ぶやつが悪い」ちげえよ。いつだってやる奴が悪い!おっと、口が悪くなったワ。(自衛の問題はもちろんありますが、それは他人に言われることではない、さらに言えば傷ついた被害者に言うべきではない)

3、「悪いオーラを放っている間は近づきたくなかった」

わかるんですよ、言霊が悪い人と友達になりたくない〜とか、メンタル崩壊してる時に話したくないとか、人間だもの。「ゲッ!」ってなる気持ちが湧いてきちゃうのはわかるんです。でも、「あなたが困ってるってことは知ってたの。でも悪い”気”に当てられると私もダメになりそうで、、、」

怒る気も湧きませんでしたw

4、「常識で考えればわかったでしょう」

ええ、わかりますよ私が元気に満ち溢れている今なら。でも、DV男は巧妙に心身のHPを削り、考えることをやめさせます。ある種の洗脳状態になってしまうんです。だから答えは「わかるわけない」です。「常識〜」なんて自責の念に囚われた子羊を崖に追い詰める言葉です。傷つきの真っ只中にいる人にも、「もう立ち直ったよ!」と明るく言ってしまうピエロ(私だ)にも、攻める言い方はよしましょう。3日くらい泣き、3000日あなたの事を忘れません。

5、「助けを求めないあなたが悪い」

セカンドレイプは事件について泣き寝入りせず、勇気を持って告発しようとした被害者に警官(弁護士など)から取り調べの際、起こるケースが少なくないようです。「あなたが誘ったんじゃない?」とか「隙があったんですよ」とか私も言われましたね。レイプや痴漢の時ってなんでか理解に苦しむんですが、相手が理解できるくらいやめてと叫ぶ、助けを周りに求めるってことがないと、下手したら「同意してたんでしょ?」とか言われてしまうんです。なんでや。殺人ならそんなこと言われないのに、意味がわからぬ!

6、「なんで今さら?やってることわかってる?」

これは中絶すると告げた時の産婦人科の先生から言われた言葉です。先生の怒りももちろんわかるんです。当たり前ですよね。ここでは長くなるので理由と経緯は割愛しますが、方法があったなら産みたかった。でもどうしても生む算段がとれず、記憶障害になるほど悩んで苦しんで決めました。特に私の場合、中絶するなんて頭になかったので、法定ギリギリ。胎動もわかるくらい大きかったんです。その覚悟を粉砕し、苦しみが倍増した一撃でした。そんなのね、他人に言われずとも私が一番わかってるんだよ!!!

、、、やべえ、まだまだあるけど記憶の鍵が開かない、、、(ガチ記憶障害)という事でまた思い出したら追記します。思いだす作業もなかなかにしんどいもので、おかげで目の中に入ってゴロゴロしてたまつ毛も流れ出てきました。ティッシュくれ〜〜!

レイプされた事、暴力を振るわれた事に掛け算で、信頼する友人に言われるパンチの方が痛いんです。また、何も事情の知らない他人から適当なことを言われるのも辛い。私も、蹴られてできたあざは今ひとつも残ってませんが、言われた言葉はこうしてこまこまと覚えています。「じゃあ、『私こんな事あって悲しかったの、、、』と言ってきた友人にはなんて言えばいいねん!」って事なんですが、私なりに考えたのはこちらです。

★アドバイス禁止

上に書いたこと、半分は私を貶めたかったからではなく優しさだって今の私にはわかります。でもね、それはもっともーっと後、傷ついた人が元気になってからでもいいんじゃないですか。過去は変えられないし、頭の混乱している人にとっての「もっとこうするべきだった」は暴言になり得る、ということを頭に入れておいてもらえると嬉しいです。

★寄り添うだけにとどめる

大切な友人が傷ついていたら、いろいろ言いたくなると思いますが、まずは寄り添う事だけにしておきましょう。話しをほじくりだしたり、促したりもせず、淡々と受け止めてくれたら、被害者も落ち着くはずです。

★できる事を本人に聞いてみる

その上で、何か手助けや具体的なアクションを待つ人もいるかもしれません。「何か自分にできることがあったらいつでも言ってね」と伝えてもらえると、安心した気分になれます。

★話してくれたことに対して感謝する

最後に「話してくれてありがとう」と一言でも言ってもらえると気がラクになります。被害者の方も、「こんな重い話ししちゃって、嫌な気分にさせたかな、、、」と家に帰ってまた悩みの無限ループにはまったりします。

★前置き、クッション言葉を意識する

「そういうつもりで言ったんじゃないのに、、、」と良かれと思って言ったことも、引っ込められないのが言葉の悪いところ。だったら、”前置き”をする事で軽減されるかもしれません。「違っていたら申し訳ないんだけど、、、」「こういう意味で受け取ってもらえたら嬉しいんだけど、、、」

表現することは癒しにつながると私は感じています。だからこそ、あなたに想いを聞いて欲しいと思っているんです。セカンドレイプは何も、女性だけに限った話ではなく、男性にももちろん関係する話です。職場でパワハラを受けた男性が、「パワハラを跳ね除けられない技量がないのが悪い」「男はパワハラに屈しない」等と言われて病んだという話を聞いたこともあります。男女問わず、傷つきの中にある人に寄り添うことは、被害者の気持ちを早く立ち直らせることができるんです。

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セカンドレイプ経験者はもちろん、今まで「セカンドレイプってなあに?」だったあなたにも、傷ついた人がより早く立ち直れ、安心して暮らせるサポートができます。一緒に良い社会になるような空気感を作っていきましょう!

セカンドレイプ経験者の方で、「こんな辛いことがあったよ」と経験をシェアしても良いと考えてくださる方は無理のない範囲でアンケートにご協力いただけると嬉しいです。セカンドレイプ撲滅のために、活用させていただきます。

★ご経験がない方でも、こちらのアンケートをシェアしていただけると嬉しいです!

SEX and theLIVE!!は「性を語ることは生を考えること」をスローガンに、4人のアクティビストがそれぞれの経験をシェアしながら、誰もが楽しく生きられる社会を目指して発信しています。「こうあるべき」という啓蒙ではなく、正解を出さず視聴者に訴えかけるスタイルで活動を続けています。

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