切ない人生に落雷を 22

どうも、くらぃの作者らくらぃです。
木星に還りたい、静かな場所で安らかに眠りたい。いかなる感情も押さえつけられる。いかなる記憶も捨てられる。こんな最悪の環境で何が落雷だよ。むしろ本物の雷でも落ちてくれればいい、頭上に。そうすれば逃げる勇気か苦痛のない世界のどっちかがもらえるだろうに……

どんなに最高の場所を見つけても、そこに入り浸れないし……監獄に戻らなきゃいけなくなるしな……
ここから出たらやりたい事いっぱいあったけど、もはやそのやりたい事がどれだけ生き残ってるか……
でも、太鼓の達人やって思ったんだけど、ももくろの曲ちょっと楽しいと思った。つい歌いたくなった。そういう思い出を発掘していきたい。

太鼓の旧筐体を遊んで回る旅でもしようかな……それでゲーセンの夢から脱出できたら、自分の人生終わらせてしまおうかな……
だけどそんなのでいいんだろうか。別に1つのゲームに人生捧げるような人物ではなかったしな……そうなりたいとは思ってたんだけど、無理だった。自分という人間はたった1つの何かに捧げるには巨大すぎる。だから色んなものに手を出すんだ、色んなものに体を支えてもらっている。

それでも、何にいくらのめり込んだところで、明日には全部リセットされちゃうんだよな……例えるなら、電池の切れたポケモン赤みたいなもんだ。レポートが残らねぇ。当たり前のようにはじめからしか残ってねぇ。俺の人生は毎日「ようこそ死後の世界へ!」だ。もっと楽しい冒険がしたかった……
いや、それより遥かに休みたいが勝るけど。

もう、休みたくてたまらなくなってきたからこの辺りで終わっておこう。時間を気にせずゆっくり休みたい。家に帰りたくない。でもそれは叶わないので頭の中の世界とか夢とか異世界とかそういうところに逃げる妄想をして、耐え忍びます。
明日もぱっぱぱーな1日を。おやすみ〜

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