「まぜこぜ」という宴のお話。
義父と義母との同居生活に反応があって驚いてます!
といいつつ今回は、先日開催させてもらったちいさなイベントのお話を。
旦那のくまだくんとのお仕事「らくだのパスタ」。お借りしているのはシェアレストラン「かもす食堂」さん。
お昼のかもす食堂からの景色は最高で、公園が目の前に広がっているし、ババーーーッと視界はほとんどが緑色。なんとも癒される場所なのです。
でもでも実は、夜のかもす食堂もなかなかよくて、お昼の「浄化されるー。」って感じの雰囲気とは打って変わり、とたんにひっそりとして、妖しげな空気が漂い出します。
夜のかもすちゃんを使ってなにかやれないかなー、やりたいなー。と、ある日からいつも頭にありました。ここで音楽を聴きながら、おいしいごはんとか食べられる会。。
当時は(も)まだ流行病は真っ只中で、プロの大きなライブが軒並みキャンセルになったり、すこしずつ娯楽がなくなっていたときだったこともあり。
なにか規模はちいさくても楽しいことしたいよなぁ〜。うーん、うーん。。
なんて思っていたらあっという間に実現!
それが『ごはんと音楽の宴 まぜこぜ』〜きらきら編〜でした。
まず音楽はスミレちゃん!
すこし前から遊ぶようになっていた子で、「歌うのが好き。いつか人前でもうたってみたい。けど恥ずかしい。でもうたいたい。」ともじもじしていました。
そしてなにかと「まなさん一緒に音遊びしましょ!」「この日空いてますか?」と積極的に誘ってくれて、よくお仕事帰りにカラオケに行ったりしていました。
カラオケといっても、わたしがピアノを弾いてスミレちゃんがうたうという遊びをしたり。
めっちゃかっちょいい雲を見つけた!って写真送りあったり、すげー夢みたんやけど!って自慢しあったり、変なことばかりして遊んでいました。
スミレちゃんは自信があるのかないのかよくわからんね、あはは。みたいな子です。
とある日にお仕事を終えて電気を消し忘れてたーと戻って、奥の場所だけ電気が点いていたのですが、、それはかもす食堂がリノベーションされる前、昔押し入れだった場所。
その光景をボーッと眺めて、「ここが音楽のステージや!」「ライブするどー!ってスミレに連絡やーっ!」と思いつきました。
「普段は部屋の押し入れとか車の中でうたってます。もじもじ」というスミレちゃんの言葉を思い出して、もう絶対にここやー!とあっという間にステージが出来上がりました。
そしてごはんは「ねーさん」です。
ねーさんはらくだに2週間に1回ほどきてくれていたお客さんで、しかもかなりレアなイベント「らくだ酒場」という幻の夜営業(自分でいうな)にもきてくれていました。
一見とても静かでシャイそうな印象なのですが、そのらくだ酒場ではお酒をのみながら初対面の方とゆるやかに楽しそ〜うに過ごされているのをみて、とてもキニナル!と思っていた方でした。
そしてInstagramの交換をして投稿をみていると、趣味だと彼女は言っていますがとてもおいしそうな手作りスパイスカレーたちが!
ねーさんのカレーを食べてもいないのにイベントの話をして「ぜひ作ってもらえないか!」といってみたら即座に「ええですよ」と言ってくださり決定しました。
初対面だったスミレちゃんとねーさんも、初日こそはもじもじしていたけれど、カレーの試作や試食などでまぜこぜが始まるまで何回か集まっていて、その度にすっかりふたりでヒソヒソ盛り上がっていて、むしろわたしの存在なくてよい感じでした。(言い方)
どんなイベントにしようかー。とみんなで考えました。
そしたらアイデアがどんどん出る出る。すごい。
灯りはどうする。曲はあれがやりたい!全部暗くして万華鏡照らそう!ふたつにふやそう!
すごい勢いで2人から出てくる…!すごい…!
わたしはそんなふたりのグラスに「足りてるー?」てジュースをいれたり、メモしてまとめたりしてただけでした。(ちょっと盛ってる)
流行病のあれもあるし、お客さん呼んでも10人くらいだよね。。でもきてほしいひとたくさんいるよね。。
ということになり、同じ内容を何回もしよう!
そしてきてほしいひとだけに声をかけよう!と決めました。
そして結果まぜこぜは、身近なひと同士が集まる町内の集まりみたいな感じとなりました。
スミレちゃんの声はとてもいいです。
なにかを伝えよう!!という気負いがないからなのか(あるかもしれんけど)、逆にじんわりとひとの心になにかが沁みる声です。。羨ましい。。
わたしはピアノで参加しました。彼女とちがって油断すると自我てんこもりな説教くさい音になるのを気をつけながら、スミレちゃんの繊細な声を邪魔しないように個人的に必死でした。
そして今回のサブタイトルの〜きらきら編〜にちなんで、オリジナルの曲をひとつだけ用意。
スミレちゃんは数秒のハミングだけをボイスメモに録りためているということで、そこからメロディを勝手にいくつか抜粋して、それをベースに1曲にして歌詞をつける。というやり方でつくってみました。
初めてのやり方でしたが、とっても楽しかった!共作です。なんか今っぽい。
歌詞は今回のまぜこぜのテーマにもなった深〜い海の底からみえる星空。夢でみた景色をベースに、イメージを妄想して書きました。
そして肝心の会はどうだったのかっていうと、2回で終えるはずが4回も開催させてもらえて
曲やカレーの内容も同じものをお出ししたのだけど、4回ともまったくちがう感じになったのが面白かった。。
きてくださって、遊びに付き合ってくれてありがとうございました。
来てくれたみんなのおかげで会として成り立たせてもらったです。たです。
さて、その4回がどんな感じだったのかというと
長くなるのでつづけますー。
(写真たちはきてくださったプロのカメラマンさんたちによるものです)(すごい)
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