医療の段階

上野圭一さんの動画があるのかなあと、YouTubeを探したらあった。ほんとなんでもあるなあ。
そこで語られていたこと。

第一期医療
 身体を物理的なものとしつ扱い治療する医療。

第二期医療
 心身統合の視点から捉える医療。

第三期医療
 皮膚というものを超えて捉える医療。

今は第二期医療の兆しが見えつつあるが、まだまだ第一期医療だ。

薬にしても、大量に作って使うと言うことをやっている。チベット医療やアーユルベーダでは、一人一人に対しての処方を持ちいたり、処方箋にマントラのようなものも授ける。

バーバラ・アン・ブレナンの光の手の第一章にかかれている実例は、おそらく第三期、第四期医療にあたるのではないだろうか。

科学に基づいて成り立つ医療であるから、現時点の科学で捉えられない医療はできない。

しかし、看護師さんはタロットや易、ヒーリングを習いにくる。何故か、医者よりたくさん患者さんに接する時間があり、何かできないかと思うわけだ。

医者

薬剤師

看護師

というヒエラルキーが出来上がってしまう原因は何か。

以下に光の手の第一章の冒頭を引用しときます。その後どうなったかは、本を買って読んでください。
ちなみにバーバラ・アン・ブレナンさんは、先日亡くなられたそうです。

私はヒーラー(治療者)としての長年の経験を通して、多くの魅力的な人々に出会い、その人たちを治療できるというチャンスに恵まれてきた。そこで、その治療の日々を有意義にしてくれた何人かの人たちと、彼らが抱えていた問題をお話ししよう。
一九八四年一〇月のある日、最初の患者はジェニーという二〇代後半の女性だった。ジェニーは身長五フィート五インチ(約一六三センチ)で、大きな青い瞳とダークヘアーの活発な学校の教師だった。ラベンダーをこよなく愛し、いつもどこかに付けていたので、友人の間ではラベンダーレディとして通っていた。フラワービジネスのパートタイムの仕事もしており、結婚式やお祝い事の会場の豪華なフラワーアレンジメントなどもしていたらしい。当時の彼女は結婚して何年か経っていて、夫は広告業界で活躍していた。ジェニーは、数か月前に流産をし、それ以来子どもができなくなっていた。なぜ妊娠できないのかを知るために彼女が主治医を訪れると、そこで悪い報告を受けた。多くの検査が行なわれ、何人もの医師から、できるだけ早急に子宮摘出手術を受けるべきだと告げられたのである。子宮内の胎盤が付く位置に、異常な細胞が見られるためだった。ジェニーはすっかりおびえ、取り乱してしまった。
彼女たち夫婦は、経済的に安定するまでは子どもは作らないでおこうと決めていたのだ。それが今になって、子どもを持つ望みが断ち切られようとしていた。
その年の八月、ジェニーが初めて私のところに訪ねて来たとき、彼女は今までの治療経緯については何も話さなかった。ただこう言った。「あなたの助けが必要なんです。体の中に見えるものを教えて下さい。今重大な決断を迫られているのです」と。
治療のあいだ、私は「超感覚知覚力 High Sense Perception (HSP)」を使ってジェニーのエネルギーフィールド、あるいはオーラと呼ばれるものを念入りにスキャンしてみた。すると、子宮の左下部に異常な細胞が見えた。と同時に私は、なぜ彼女が流産したのかも知った。異常細胞はちょうど胎盤が作られる位置に見られた。さらに私には、ジェニーの状況を説明しそれに対してどう対処するべきかを告げる言葉が聞こえたのだ。その声は、ジェニーが一か月の休暇を取って海にいき、特定のビタミンを服み規定食に従い、毎日瞑想(メディテーション)をし、一日に少なくとも二時間は自分だけの時間を持つようにすることが必要だと告げたのである。そして、体を癒しながら一か月が過ぎたら、通常の医療機関でもう一度検査をしてもらうこと。ここでの治療が完了したら、もう私のところに来る必要もないことをその声は告げていた。治療の間、私は、ジェニーの心理的態度(抑圧された心)とそれがどのように治癒能力に影響しているかの情報を受け取った。彼女は流産したことで自分自身を責めていたのだ。
その結果、過度のストレスを引き起こし、流産の後の身体が回復するのを妨げていたのだった。その声は私にこう告げた(ジェニーに伝える中でこれが一番私には難しかったが)。少なくとも一か月間は別の医者を訪れないように。なぜなら、違った診断や子宮摘出という精神的圧力はストレスを増すだけだからと。子どもをとてもほしがっていたジェニーは、心がひどく傷ついていたが、治療所を出る頃には幾分落ちつきを取り戻し、治療期間中に起こったすべてのことをよく考えてみると言って去っていった。

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