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【1からわかる仕入れ】ネットショップで売る商品を仕入れる基本【初心者・個人向け】

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ネットショップで大切なのは、ショップのデザインやかっこよさでもなく、いかに売れる商品を見つけ、安く仕入れることができるかということ。特に個人でネットショップを開業する場合には、取引をお願いしても断られるケースがあるため、意外とハードルが高い問題です。

「どうやって仕入れるのか」「仕入先はどうやってみつけるのか」、ポイントがわかっていないと最初からつまずいてしまうことも珍しくありません。そんなお悩みの方に向けて、今回はネットショップで売れる商品を仕入れる基本をまとめてご紹介します。

 本記事のテーマ

【1からわかる仕入れ】ネットショップで売る商品を仕入れる基本【初心者・個人向け】
 

目標設定:商品の仕入れ先と取引する
環境準備:何を売りたいか決める=仕入先を探す
基礎理解:仕入れ会社を見つけアポイントまで
取引準備:取引条件と資金力
発注:仕入れで注意すべきこと

記事の信頼性

私は通販業界に10年以上携わり、数百万~数千万~数億~10億、30億、50億、100億とさまざまな規模で経験。自身でネットショップ開業も行い、現在はネットショップ、通販ビジネスを目指している方へアドバイザーとしても活動中。

読者さんへの前置きメッセージ

本記事では「ネットショップで売りたい商品の仕入れはどのようにしればいいの・・・」という方に向けて書いています。この記事を読むことで、商品の仕入れ先が見つかったり、うまく連絡がとれるようになってもらえると嬉しいです。「この商品を売りたいけど、どうやって仕入れたらよいのかなぁ・・・」という初歩的なポイントからサポートができたらと思います。それでは、さっそく見ていきましょう。

目標設定:商品の仕入れ先と取引する

「商品の仕入れ先をスムーズに見つけて取引したい!」という方がこの記事を読んでくれていると思います。基本的に商品はメーカーが作っている、または海外に発注して輸入しているケースが多いでしょう。 すでに実店舗を運営されている場合は、仕入先がすでにあるので大きな問題ではありません。

1から始めてネットショップを開業する場合には、「何を売る」→「それをどこから仕入れる」というのが開業段階の大仕事になります。 多くの仕入先と取引できるようになると、比例して売れる商品を見つけやすくなると思います。仕入先によって得意・不得意なジャンルがあり、家電なら家電を中心とした企業、衣料品なら衣料品を中心とした企業と取引することが適正です。

目標:まずはオープン前に複数社取引できる仕入先をみつける

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仕入先はほとんどインターネットで見つけることができるため、そんなに難しいことではありません。が、取引できるかどうかはその後です。 ましてや個人のショップで何も実績がない場合に、どのように取引をしてもらえるかが、この記事を読んでいる方のポイントになると思います。

そして仕入先がみつかった後は、いかに良い条件で仕入れることができるかという難関も残っています。いかに安く、良い条件で仕入れることができるかによって、ネットショップの経営にも大きく影響を及ぼすことは間違いありません。 

主な仕入方法としては下記の4つになります。

製造メーカー、輸入元、販売元と直接取引での仕入れ
問屋などの仲介業者からの仕入れ
NETSEAなどの卸サイトを活用した仕入れ
ヤフオクや海外サイトからの仕入れ

とりあえず、オープンする前に複数社取引できる仕入先を見つけておくことがスタートラインと考える方が良いかなと。仕入先が増えてくるとともに、その後の商品探しや商品企画もしやすくなります。

環境準備:何を売りたいか決める=仕入先を探す

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仕入先を探す前に、売る商品を決めることが前提です。当たり前ですが仕入先を片っ端から増やしてもあまり意味はなく、売りたい商品の仕入先を探します。 

仕入先を見つける商品には2つのパターンがあります。

すでに製品として出回っている商品
オリジナル性を取り入れた商品

例えば、加湿器を売りたいと思った時に、すでに他ショップで販売されている商品を仕入れる場合には「すでに製品として出回っている商品」ということになります。 また、すでに販売されている加湿器にオリジナルの機能を加えて販売したいとなった場合には「オリジナル性を取り入れた商品」ということです。

この2つは一見同じように見えて、まったく違う商品。そして、この2つは仕入れる難易度は全然違います。 「すでに製品として出回っている商品」は、すでに商品化されているものなので、そのメーカーと取引さえできれば仕入れることが可能でしょう。しかし、デメリットとして他ショップでも取り扱っている商品なので、ショップの柱として主力商品にすることは難しいです。

また、「オリジナル性を取り入れた商品」というのは、現在すでに商品として出回っているものではありません。まだ製品化されていない商品で、自社の付加価値を取り入れた商品、または世の中にまだ存在しない新企画の商品です。サンプル依頼から始まり、製品化には時間を長く要する場合もあります。

仕入先はOEMの依頼を受け付けてくれる会社を探す必要があります。

基礎理解:仕入れ会社を見つけアポイントをとるまで

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目ぼしい仕入先を見つけたら、取引ができるように商談をさせてもらいます。NETSEAのようなネットの卸サイトから仕入れる場合には、商談等のアポイントはなく、サイトに登録して仕入れることが可能です。

OEMのようなオリジナル商品を依頼する場合には、お互いの意向のすり合わせやそれなりの発注ロットになる場合が多いので、近郊エリアの会社の場合には一度は面識を持っておくことをおすすめします。ただし、最近はコロナ禍の影響もありますので、オンライン会議での顔合わせでも問題はないでしょう。

≪仕入先にアポイントをとる際のシミュレーション≫

「株式会社〇〇の〇〇と申しますが、ホームページを見てご連絡をさせて頂きました。」

「〇〇のような商品を考えており、OEMのご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」 または「御社の〇〇が気になり、卸をして頂きたいのですがご担当者様はいらっしゃいますでしょうか?」

このような会話で担当者がいる場合には、だいたい引き継いでくれるでしょう。

担当者と話ができたら、「インターネットで通販を運営している株式会社〇〇の〇〇と申しますが、御社の〇〇という商品の卸をしてもらいたくご連絡しました。」という話から詳しい話を詰めていきます。

商品の卸をしてもらえそうであれば、他の商品の提案や取引条件の確認を含めて商談のアポイントをとると良いでしょう。電話で話が済みそうな案件であれば、商談が必ず必要というわけではありません。

取引準備:取引条件と資金力

仕入先と取引をする際に、取引条件を詰めますが、大きなポイントは下記の3点。

・仕入価格
・買取or返品可
・支払いサイト

仕入価格はとにかく安くすることが、利益を出すための大前提です。最初の取引で仕入価格の交渉は難しいケースもありますが、タイミングを見て常に価格交渉は頭に入れておきましょう。発注ロットが大きくなったタイミングは、交渉するチャンスのひとつです。

買取or返品可の部分も、最終的に在庫を残す可能性に関わる大きなポイントです。返品可の場合には安心できる条件ですが、買取の場合にはリスクがある分、価格の交渉をするなどうまくリスクを緩和するようにしましょう。

そして、支払いサイトは資金の運用を左右するポイントです。 末締め末払いという会社が多いですが、10日でも15日でもなるべく長く支払いサイトを伸ばすよう努力しましょう。最初の段階の取引では、前金という条件の可能性もあります。仕入れができないと商売にならないので、資金力はできる限り余力を持たせておいた方が安心です。

よくある質問:個人でも仕入先と取引してもらえますか?

個人や副業の場合、ある程度の中規模の企業だと取引することが難しいかもしれません。その場合は、仲介の問屋さんを紹介してもらう方向性に話すと良いでしょう。大きな会社との取り引きには、資金的な問題を含めた信頼関係が必要です。 中規模以上の企業と取引するには、個人事業ではなく法人として運営にしておいた方が良いでしょう。

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