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携帯が使えない間に考えたこと

最近なんだか少しずつ携帯を触るのがめんどくさくなってきて、携帯からちょっと離れたいなあとかなんとか思ったりしている。

SNS(Facebook,Twitter,Instagramなど)疲れといえばそれまでかもしれないのだけど、どちらかというと人の投稿に興味がなくなってきた感じで、
むしろ興味がなくなってきたというよりは、家や学校や身の回りのことに集中してるから、今は周りの人たちの近況を見たりするのは一旦いいかな、といい感じに距離が取れていると前向きに思いたい。

そういうことをここ数日考えていたタイミングで携帯をトイレに落として水没させてしまい、物理的に携帯から離れてアナログ生活に突入したわけなんですが、普段頻繁に連絡を取っている人も特にいなくて別に困らないかなあと思ってしばらく放置中。でした。
流石にちょっと不便さを感じてきたので修理の予約をしておいた。

落とした瞬間は「まじか…」と思ったんだけど、むしろ人生で初めてトイレに携帯落としたという感動の方が大きかった気もする。
そのあと学校の先生に応急処置をしてもらってなんとか動くかも、という感じでその日の夜に少し使ってそのまま寝てしまったんだけど、水が回るのに時間がかかっただけみたいで、翌日昼頃に息を引き取ってしまった。

ちなみに、息を引き取る直前に自力でバックアップを取っていたらしく、データは最新の状態で無事だったのが不幸中の幸いだった。トイレに落とす持ち主よりもよっぽど利口なよう。

息を引き取ったとはいえ基盤はまだ生きているようで、一生懸命再起動しようと白いリンゴマークをピカピカさせているので、生きたいという意思はあるらしい。
再起動しようとして落ちてまた再起動を…というのを充電がなくなるまで繰り返して昏睡状態に陥るというもはや脳死状態のようなiPhoneである。

今使えないのはラインとカメラくらいで、メールチェックや他者との連絡、そのほかはほとんどパソコンからできているのでことなきを得ている。
macとiPhoneの互換性がものすごく良かったおかげだと思っている。ありがとう、Apple…。

携帯が使えなくなってしまったことで、普段自分が携帯で何をしていたかがはっきりわかってきたのが面白くて、
ふとした瞬間に携帯を取り出そうとポケットを探ったときに、「あ、普段使ってるこのアプリが使えないと不便なのか」みたいな新発見がいくつかある。
自分が携帯を何にどう使っているかというのが見えてくると、生活スタイルとかも見えてきてちょっと面白い。

同年代の人と比べてゲームはしないしYoutubeも見ないしほとんど携帯は連絡手段としてしか使っていない、と思っていたけどそんなことはやっぱりなかった。

試しに普段使っているアプリや機能をぼんやり考えてみると
・アラーム
・記録アプリ(睡眠時間や体の各情報・家計簿・読書)
・カメラ(メモ用・記録用)
・メモ
・wallet、Apple pay(飛行機のチケット、クレジットカードの決済)
・マップ
・safari(調べ物)
・SNS、チャットツール
くらいだろうか。
これ以上思い浮かばないのは本当に使っていないからか、もしくは無意識に色々使っているからか。

メモや記録はアナログでどうにかなるし、SNSやsafari、チャットはパソコンでもできているのでほとんどの機能は代替が可能だとわかった。
ただ、何が面白いって、IoTで体調を管理するとこういう時に自分の体のことが自分でもわからなくなるってところで、自分の体なのに自分でわからなくなるのか、とちょっと興味深い。

連絡を取っている人も元々そんなにいなかったし、意外と携帯がなくてもなんとかなるんだなと1日2日過ごして思ったけど、唯一「電話ができない」ということに気づいてしまい、公共機関や仕事などのやりとりができないのは致命的だと自覚したので修理の予約はしておいた。
どれぐらい日数がかかるかはわからないけど、とりあえずまだ1週間くらいは半アナログ生活が続くのだろう。

携帯が使えなくなると時間に余裕がかなりできて、暇つぶしも兼ねていたのだけど勉強時間と読書の時間がとても増えた。
これはかなり良いことだと思ったので、携帯が治っても続けていきたい。

Facebookに近況報告がてら書こうと思ってだらだら書いてたら案外長くなってしまったのでこちらに残しておく。
とりあえず言えることは、トイレにスマホを落とすと大変だから気をつけた方がいいぞ。

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