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「作る」と「想像する」ワークショップ「ぴんぴんむしを作ろう電子工作ワークショップ!」を撮影してきました

主催者の西森さんに声をかけていただきまして、電子工作のワークショップの撮影をしてきました。
今回作成した「ぴんぴんむし」はIC(集積回路)やICソケットにモーターとスイッチと電池ボックスをハンダやグルーガンでくっ付けて作っていきます。スイッチを入れてモーターが動くと電子パーツのピンが振動して動くことから「ぴんぴんむし」という名前がついたそうです(お皿の上に乗せると鈴虫みたいな音が鳴ります)。

「ぴんぴんむし」のワークショップは前半と後半に分かれていて、前半で電子工作、後半でストーリーを考えてもらいます。ストーリーというのは、「ぴんぴんむし」の名前や食べ物や生息地や特徴のことで、子どもたちも頑張って考えているようでした。

おもしろいと思ったのは、電子工作とストーリーは正反対な側面があるところ。電子工作は説明をちゃんと聞いていれば完成に近づきますが、ストーリーは(アドバイスはもらえるけれど)自分で考えるしかないし、正解がありません。
モノを作るのとストーリーを考えることの両方をできる子は少ないでしょうし、ほとんどの場合はどちらかに苦戦するんだと思います。逆にどちらかはすごくうまくいくかもしれません。電子工作だけでもおもしろいでしょうが、ストーリーを加えることで、より子どもたちに考える機会を提供するワークショップになっています。

次の予定は決まっていないそうですが、すごくいいワークショップになっているので、気になった方はぜひ参加してみてください。

ワークショップの様子はこちらにあげています↓


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