1/fって何すか。2017.01月号

<#34 セルフメエデュケーションについての考察>

皆さま今年のお正月はいかがお過ごしだったでしょうか。
初詣に行ったひとも多いと思います。
そこまで宗教心が強いわけでもないのに、寒い中あれだけの列を作ってお参りするのも面白い文化だなあと思いますし、それに迷いもなく並んでいる私もまたやはり日本人だなあと毎年思います。
神社にかかっている絵馬には思い思いの願い事がかかっています。〇〇大学に合格しますようにとか、〇〇ちゃんと付き合えますようにとか。でも、どの神社にも必ずあるのは、おそらく母の字で書かれた「家族が健康でありますように」でしょう。

健康でいることの難しさというのは、ある程度歳をとってからか、あるいは一度それを崩してしまってからでないと分かりません。分かっていてもつい無茶をして体調を崩すことも多いです。もちろん無茶が必要な時もしばしばあって、かく言う自分も無茶をして後悔をすることはよくあります。

「自分の健康は自分で管理する」という考え方は今年もますます広がっていくと思います。いわゆる「セルフメディケーション」というやつです。今まで病院でしかもらえなかった薬でも今では近くのドラッグストアで買えるものが増えています。コンビニでもサプリや風邪薬が買えるし、2017年からはセルフメディケーションに関わる新たな税制も始まります。増えゆく日本の医療費を考えるととても腑に落ちる風潮です。

「健康ブーム」というと聞こえはよいですが、「セルフメディケーション」にはいくつか危険もあります。それは「自分の体のことは自分が一番分かっている」とは“限らない”からです。先述しましたとおり、ほとんどの人は自分が健康だと思っています。意外と自分よりも、一緒にいる家族や友人の方が自分の体調の変化に敏感だったりします。
とはいえ、自分の健康を自分で守ることはとても大切です。健康を促すロックミュージシャンというのも如何なものかと、自分でも書いていて思いますが。(もっと破天荒なミュージシャンに憧れていたはずなのに、朝まで酒飲んでそのままライブしちゃう…みたいな…)

今年もまたたくさんの人とライブハウスで会えますように。ライブの翌日に全身が筋肉痛になるくらい踊ってもらえるよう、テスラは泣かない。も全力で突き進みます。
今年もよろしくお願いします。

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