1/fって何すか。2016.8月号

<#29 聞き手、話し手、自分>

夏になったら、暑いから早く冬になれって思うし、冬になったら寒いから早く夏よ来いって思ってしまう性格だと、一年間はあっと言う間に終わってしまいそうです。昨年の10月から突然始めたスウィミングプールも、絶好の季節になったのですが、それはそれで、小学生たちがわんさか来るようになって、うんざりしています。

しかし、この夏我々は会場限定E.P「march our cell」リリースにむけての準備で忙しくしています。なにせ、今回は流通を通さないので、パッケージングを一つ一つ自分の手でやるのです。我々の手から皆様の手に直接届ける会場限定E.Pですから、今までにないことを色々と出来たらなと思っています。お楽しみに。
そんな、セルフプロデュースにこだわった今作なので、インタビューも自分でやっちゃいます。

Q 今作の楽曲いつから作り始めたのですか?難航しましたか?
村上: ジョハリの窓を出してから作った曲です、もちろん現在休業中のヨシムタとともに。曲づくりよりも「今自分たちにしかできない音楽ってなんだ」みたいなところで、ディスカッションに時間を要しました。ほとんどケンカみたいにもなったけど、あの時間はこれからの僕たちにとって必要だったと今は思います。

Q殴り合ったんですか?
村上:それは無いです。僕らそんなに武闘派じゃないんですよ。サネは九州男児だけど吹奏楽部出身だし、ヨシムタは剣道部だけど、ラブ&ピースの世界で生きてますから。無論僕ははこんなフィジカルですし。桃ちゃんが多分一番強いんじゃないかな。

Qスウィミングプールで鍛えてるんじゃないんですか?
村上:別に鍛えるために行ってるんじゃないです。たまたま興味本意で行ったプールでクロールをしていると知らないおじさんに「君は前に進もうとして、もがいてばがりだ、そんなのでは前には進めない」って言われて。なんか人生みたいだな…って思って、それから泳ぐのが好きになったんです。そのおじさん今はけん玉に夢中ですけど。

Qでは今作は水泳を通してできた作品なんですね。
村上: はい。「超気持ちいい」新記録級の作品です。なんつって。

というわけで、ライブハウスでマチアワセ。よろしくおねがいします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?