1/fって何すか。 2014.2月号

<#1 コラムニスト爆誕>

 はじめまして。テスラは泣かない。ボーカルギターの村上学です。僕を差し置いて約一年に渡り、ベースの吉牟田くんが連載「1/fの揺らぎ揺らぎ、樹上のホワイトノイズ。羊水の中で聴いたそれ。」という長いタイトルのコラム(スタッフ間ではハードボイルド小説と称されている。)を連載しているのを横目に、テスラのボーカルって吉牟田って人なんだあ…と誤解されているのではないかという不安に駆られ、「半ページ僕によこせ」と直訴し、ついにこうやって僕も半ページをいただくに至りました。
いつ打ち切りになるか分からない僕の連載なので、普段ライブのMCやTwitterではできないような話をできるだけ書いていきたいと思います。改めて、村上学の「1/fって何すか。」をよろしくお願いいたします。
 今回は第一回目なので、僕の人となりについて極めて主観的に触れたいと思います。僕が生まれたのは1986年11月。九州は宮崎で生まれました。カトリック系の幼稚園(家がカトリックというわけではなく、教育上の理由で)では、みんなが昼休みに外で遊んでる間、ずっと教室でひとり世界地図を眺め、卒園時までには100ヶ国以上の国名が言えるようになってました。そんなこんなで、大学まで卒業させていただき、(この場を借りて両親に感謝。)大学在学中に結成したテスラは泣かない。の来春メジャーデビューを期に、これまで積み上げてきた英才教育の賜物を全てドブに捨て(この場を借りて両親に陳謝。)、ミジンコサイズの才能と感覚だけで続けたこの音楽に身を捧げ、あとはもうLet it be(The beatles)。そして、Don't think twice. It's alright(Bob dylan)なのです。

 何故、音楽をつづけるか、何を伝えたくて歌詞を書くかを敢て言葉にする事は控えときます。せっかく半ページもらったのにすいません。そもそも、そんなことは考えないようにしているのです、習慣的に。
 ただ、僕らは、目的地があるような無いような、そんな旅の途中。ただ四人の足跡を残しながら、世界を行脚する。その足跡が「曲」だったり「ライブ」だったりすれば最高、最幸。雨が降っても決して消えないそんな足跡を残しながら、これからも歩いていきたいと思います。それぞれのステップで。
これからも、テスラは泣かない。を何卒よろしくお願いします。ライブハウスで会いましょう。

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