1/fって何すか。2017.02月号

<#35 おかえりよしむたくん>

この春、吉牟田が帰ってきます。

サネと桃ちゃんのコラムは、僕も読んでいて楽しいので、このまま残してもらって、上半分は村上、下半分を三人で分けてもらおうと思います。村上コラムは半ページは絶対必要なのです。ごめん。

一年間経つと物事の考え方はとても変わります。もしかしたら、それは一週間でも、一日でも、あるいは映画一本分の時間でも、ガラッと変わってしまうかもしれません。時間というのは、そういう力をもっています。そして僕たちもまた、まんまとその力に翻弄され、この春を迎えようとしています。

吉牟田がバンドを一時離れて大学に戻ると聞いたとき、心のどこかで、「音楽を続けながら卒業できたら良いのになあ」と思いましたし、もちろん本人にも言いました。でもこの一年を経て、今更になってですが、彼があの時に下した決断の勇気に、気づかされました。
バンドを休んでまでして、大学に戻るというのは、絶対に卒業試験をパスしなければいけないというプレッシャーを自らに課すことになります。また、この歳で大学に戻り20代前半の子たちに混ざって勉強するの苦労が要ったと思います。もしかしたら、「あ、あいつテスラのベースじゃん。あ、勉強するときはモヒカンじゃないんだ。」とか言われているかもしれません。まあそんな意地悪な人はいないと思いますけど。

もしちゃんと卒業できたら、彼は結構カッコいいんじゃないか、そういうことに、僕は今更になって気づきました。これは絶対本人には言いませんが。

この一年という時間は、このほかにも僕らがまだ気づいていない僕らの変化をもたらしているかもしれません。しかし、根拠はありませんが、どれも僕たちにとって良い変化な気がします。その分歳もとりましたが、僕は運動もしているし、食生活にも気をつかってアンチエイジングを心がけているのでそれは心配ありません。

2017年、テスラは泣かない。再出発。張り切って行きましょう。

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