明日の自分のために、今日の自分ができること
新年の投稿をしてから、はや2週間。
今年はnoteを少なくとも週に3回は書くぞ、と思っていたはずなのに、その意気込みはどこへやら。
◆ この無気力、鬱レベル
noteの更新に限らず、今のわたしには、意欲がない。
鬱なんじゃないかっていうくらい、無気力。
会社を辞める前、「このままだと本格的に鬱になるから、今のうちにしっかり休みなさい」と医者に言われたけれど、今はもう会社に行っていないし、鬱の原因になりそうなストレスはないはず。
これはもしや、なまけグセかも…?
まずい、なんとかしなければ。
◆ ストレスの原因は「何もしていない」こと?
私はもともとスロースターターで、何事もぎりぎりにならないと動き出さないタイプ。そんな私が仕事をしなくなったらどうなるか。
当然、何もしなくなる。
やらなきゃいけないことはあるけれど、うつ予備軍みたいな状態だったこともあって、しばらく自分を甘やかした。予定をあまり入れずにのんびり過ごした。その結果、生活のリズムが崩れてしまった。
これではいけないと、手帳を相棒にすることにした。
今年の手帳は「自分の人生をデザインする」というテーマで結構こまかく戦略を練るタイプのもの。この手帳でセルフコーチングをしながら乗り越えようと思っていたのだけど、その手帳と向き合う気力さえ、ない。
ページを開いても、何を書けばいいかわからない。
使い方ガイドにそって考えてみても、何も浮かばない。
手帳を埋めることができないことに落ち込んで、次の日もほとんど空欄で、「できない」とさらに自己肯定感が下がっていくという悪循環。
これは、まずい。
◆ 習慣ではないことを「ひとつだけ」やってみる
「この怠け癖をなんとかしなければ」
「自分はなんてダメな人間なんだろう」
そんな考えばかりが頭の中をぐるぐるまわる。
頭にエネルギーがとられてしまって、からだは余計に動かない。
「やりたいと思わなくても、まず5分だけやってみる」という、有名な対処法をやってみたが、その「5分」ができない。どうやら、わたしの場合は5分ではエンジンがかからないらしい。
ひとつの作業あたりの時間を短くするのがダメならば、と、今度はタスクの数を減らしてみることにした。
わたしは、スロースターターではあるけれど、ひとつのことにはこだわるタイプ。完璧主義ゆえの先延ばし癖、という側面も否めず、これもなんとかしたい課題ではあるのだけれど、それは次に対処するとして、まずは「行動する」ことをからだに思い出させることから始めるのが目的。
すでに習慣づいていることをタスクにあげても意味がないので、「今やらなくてもいいけど、今やっておいたら気持ちがいいと思うこと」をひとつだけやってみることにした。
最初の日は、前から興味のあった「カレー粉を使わずに簡単に作れるカレー」を作ってみた。最初は億劫だったけれど、時間をかけて玉ねぎを炒めていると「自分のために自分の時間を使っている」という実感がわいてきた。出来上がったカレーは美味しかった。
◆ 明日の自分のために、何かひとつ行動する
やってみてわかったのは、わたしは「自分のために行動するのが苦手」ということだった。
そういえば、これまで自分のためにがんばることをしてこなかった。
喜んでもらうため、評価してもらうため、そんなふうにいつも「誰かのため」にだけ頑張って、自分のことはおざなりにしてきたような気がする。
転職活動をするにしても、どんな仕事をしたいのかがわからない。
その理由がわかった気がした。
今までやってみた「自分のためのひとつ行動」はざっとこんな感じ。
・ 積読本を1冊読む
・ ベッドの位置を変える
・ 明日の食事の下ごしらえをする
・ お風呂で何もしない(普段は動画を見たり音声を聴いたりする)
わたしは「~するべき」「~しなければ」と考えやすいタイプ。それだと「やりたくない」につながりやすいから、自分が喜びそうなことのなかで、「やりたい」と思ったことを行動に移している。
慣れてきたら少しずつ、「やりたいこと」を「明日(もしくは将来)の自分が喜びそうなこと」にステップアップさせていく予定。
さて、明日は何をしようかな。
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