完母寄りの混合で10ヶ月に卒乳した話

ご飯食べるのが大好きな我が子。8ヶ月後半には夜のみ授乳、10ヶ月で気付いたら卒乳。今までの授乳の大変だったことを思い出してホロリ。
完母?混合??と悩みながら、最終的に混合になりました。
混合も完母も完ミも、その人に合った形が一番だと思うので、完母から完母寄りの混合になっていった話もまとめておこうかと。

①産前〜産後すぐ

私はもともと完母希望でした。
でも、母乳が出なくて悩むのは嫌だったから、出ないならミルクバンバン使おうと思ってた。
それはバースプランに入れていて、まずは母乳あげたいです、って言ってた。
産前、母乳が滲む人もいるみたいだけど、私は予兆全くなし。
でもそんな人がいることを知らずにいたので焦ることもなく過ごしてて、産後普通に分泌されたので、産前でないからって慌てなくてぜんぜん大丈夫です。

産後、初乳をあげて、その日は張ることもなく普通。(完ミの友達は、初乳だけあげて、その後は薬で止めたらしい。)
3日目くらいに、突然カチカチになって、そこからどんどん分泌量が増えて行ったので、産まれてすぐから出ない!って悲観的にならなくていいと思う。
病院にいる間は、疑問と不安を解消するためにも、助産師さんに声掛けまくって相談したほうがいいです。
私は、子どもがNICUに入っていたので、なかなか直母できなかったけど、3時間おき搾乳を続けて、退院後なんとか軌道に乗せられたので、うまく飲ませられないって人も安心して大丈夫だと思う。

ちなみに、辛くなければ、搾乳でも3時間おきにした方が分泌を増やすためにはいいって言われた。
もちろん夜だけスキップしてもいいよと言われたけど、私は胸の張りが強くて辛かったので、夜中も起きて搾乳してました。

②退院後〜3ヶ月ころ

最初は、うまく咥えられなくて、分泌以前の問題でした。
入院中に看護師さんに教えてもらって、なんとか形にしたものの、退院後1時間おきとかに泣くものだから、ぜんぜん飲ませられてない!って焦る焦る。
お腹が空いてるんだ、母乳出てないんだ、どうしたらいいんだろう…みたいな負のループでした。
しかもその頃に乳首に傷ができて、ほんっっっとうに痛くて…毎回の授乳が地獄だった。
幸いそのタイミングで区の保健師さんから連絡があって、母乳相談をお願いできたので、そこで悩みを全部聞きまくった!咥えさせ方とか、乳首の保護とか、搾乳とかミルクとの併用の仕方とか、授乳間隔とか、授乳時間とか、とかとかとか…とにかく聞きまくりました。
ここでプロの話を聞けたのが、私にとっては本当によかった!
人の話を聞いては落ち込んでたけど、授乳含む子育てって本当に人によるから正解はないし、ママと赤ちゃんがよければそれでいいって言われて、プロがこう言ってるんだからそうだわ!って思えました。
今にして思えばそりゃそうだろ!って感じなんですけど、当時は本当に正解を求めていたもので…。
ただ、赤ちゃんの体重とか身体的に問題がない場合は、全部アドバイス通りにしてもいいだろうし、しなくてもいいと思う。ミルク足してもいいかもって言われたけど、ミルク作るのと消毒が面倒すぎて、とりあえず母乳オンリーでやっていこうって自分で決めてそうしてました。

ちなみに、2〜3ヶ月頃は7〜8回/日くらいの感じで授乳してました。
夜起きてた時は9回くらいしていたときもあるかも?
夜通し寝るようになってからは、夜飲まない分、日中の間隔は3時間以上開くことはなく、回数は同じくらい。やっぱり1日に必要としてる栄養分はしっかり飲まないとダメってことなんでしょうね。

③3ヶ月、初めての結婚式

結婚式に参列するため、夫に、初めて1人で赤ちゃんのお世話を任せました。
初めての離れ離れ…赤ちゃんが心配!もそうなんですけど、それより何よりミルクが心配。

この頃には夜通し寝てたので、授乳できなくて胸が張るのはまあ耐えられるだろうなって感じだけど、ほぼ完母でやってるのに哺乳瓶で飲めるのかと。

乳頭混乱とミルク嫌いを予防するために、こんな感じのことをしてました。↓
・退院後、K2シロップを必ず哺乳瓶の乳首を使って飲ませる
・予行練習を兼ねて、夫が哺乳瓶でミルク準備→飲ませるチャレンジ
(練習は搾乳でもいいけど、当日ミルクを使う予定だったのと、ほとんどミルク使ってなかったのでミルクの味にも馴染ませようと思って、我が家はミルクをあげました。当日搾乳なら搾乳の解凍から練習できるといいと思う。日常的にやってくれてる素敵パパなら準備の練習は不要です。笑)

結果、爆飲み。もっとよこせって感じでした。
中には母乳しか無理!みたいな赤ちゃんもいるみたいですが、うちの子は飲めるならなんでもオッケータイプだったので、正直練習しなくても良かったかも…。この頃から、良くも悪くも母乳への執着薄めです。
でももしものこともあるので、預ける予定のある人は、哺乳瓶とミルクがいけるのか絶対事前確認した方がいい!!

ちなみに、今後のお出かけで、液体ミルクを使いたかったので、明治のほほえみを使用。
キューブタイプがあるから、私みたいに、たまーに預ける時とかお出かけの時だけミルク使いたい!みたいな人におすすめ。
ミルク缶は開けたら1ヶ月以内に消費しないとなので…我が家みたいなスポット飲みにはコスパ悪いです。
お出かけ先はアタッチメントつけて液体缶ミルクをそのままあげる、家ではキューブで哺乳瓶であげる、みたいな感じ。キューブも普通によく溶けるし、かなり便利でした。

この辺から、土日の朝は夫が起きてミルクという生活が定着。私は毎朝の6時起きから解放されて、土日だけはゆっくり寝れるようになりました。
その他にも夫に預けて美容院や買い物に行けるのもありがたかった。
授乳中って本当にずっと赤ちゃんとwithなので…。
液体ミルクがあると授乳時間とか授乳室の場所を気にせず外出もできるし、飛行機での旅行も耳抜きのために液体ミルク飲ませればOKなのでだいぶ助かりました!

④離乳食スタート

5ヶ月がちょうど日曜日だったので、次の日からスタート。
離乳食の話はまた別にまとめようと思うので詳細は割愛しますが、スタート直後は無難に苦手なものもあり気が乗らない日もありって感じでした。
離乳食スタート後も、基本は授乳がメインの栄養になるから、特に1回食の間はほぼ今までと変わらず授乳。
授乳回数は、4ヶ月〜6ヶ月で5〜6回/日くらいの感じ。

⑤離乳食中期突入、2回食へ

この頃にはモリモリ食べるベビーになってた。
というか、母側の心の安寧のために、好きなものor苦手なものと好きなものを混ぜ込んだものばっかり食べさせてた。うちの子はその方法で食べてくれたので。
授乳回数は、7ヶ月に入ってすぐは5〜6回/日くらいで、あまり違いなさ。
ただ、片方10分たっぷり飲んでたのが、徐々に時間が短くなっていきました。
7ヶ月終わり頃には4〜5回/日、気付けば8ヶ月半には2〜3回/日くらいになってた。

私の中で、マスト飲ませるのは、
①朝起きてすぐ 
②AM離乳食後
③PM離乳食後
④夜寝る前
にしてた。
ただ、②と③は、8ヶ月入る頃にはほぼ飲まず…。
バタバタして忘れたりなんだりしてる間に①と④の2回の日が増えていきました。
ただ、離乳食の進みが悪い時は忘れずに飲ませるようにしてた。

9ヶ月まで健診がないから、いいのかな〜と思いながらも、まあ飲まないし仕方ないよね〜と。
そして気付いたら、朝もほとんど飲まない。
脱水が怖いのでとりあえず麦茶あげてたら、それが定着してきて、9ヶ月入る前には夜寝る前だけの授乳になってました。
寝る前だけは吸った方が安心するんでしょうか、10ヶ月手前くらいまで欲しがってた。

⑥ついに?卒乳

心持ちとしては、12ヶ月のその日までは母乳をあげよう!と思っていた私ですが、10ヶ月入ってすぐに体調崩し、夫に寝かしつけを頼んだその日。
すっかり授乳を失念したまま夫に引き継ぎ、ふと、あれ?授乳してなくない??と思って慌てて夫に聞いたら、もう寝たよ、と…。
寝れるんかーいと思いつつ、まあ夜中起きるかもな、起きたら飲ませようと思っていたのですが、朝まで爆睡。
そして朝もいつも通り飲まず…。
お風呂上がりの麦茶はごくごく飲んでいたのに、寝る前は気付いたら寝るモーションに入っていて、母乳を飲みたがることもなく。
とはいえ脱水が怖いのと、まさかこんなに早く卒乳になるとも思ってなくて、とりあえずあげなきゃ!と思って一応飲ませたけど、チュパチュパするくらいでほぼ飲まずに離すので終了。
そんな毎日を送っていたら、10ヶ月半ば頃に数日ちょっとバタついた時があって、そこでさっぱりその習慣もなくなりました。

⑦最後に

こんな感じで、心の準備も何もない卒乳を迎えて、一番不安だったのが栄養面。
まあ1回しか飲んでないし、栄養も何もないって思われるかもしれないんですけど、フォロミとか飲ませた方がいいの?!と焦って、鼻水で受診した小児科でついでに聞いてみたけど、しっかり体重増えてるから大丈夫!と言ってもらえたので、フォロミもなしでした。

補足として、卒乳が早ければいいってもんでもないです!!それは小児科の先生も言ってた。
ただ、ご飯モリモリ食べて(なんならそっちの方が好きで)、本人が欲しがらないなら仕方ないからね〜って感じだった。
1歳半まで授乳してたって友人もいたし、ママが辛くなくて子が欲しがるならあげていいってどこでも言われると思うので。
こればっかりは子どものペースもあるから、完母でも完ミでも子が元気に育っていれば良し!!
もちろん混合だって、途中からミルクに変えるも良し!!
頻回授乳が辛くて完ミに変えた友人もいるけど、赤ちゃんはもちろん元気にすくすく育ってるし、パパが夜中のミルク変われるから夜寝れるようになったって言ってたし、何が良いかは本人たちによると思うので。
赤ちゃんが元気に育っていて、ママが辛くなければなんでも良しなんだと思います。
こんな感じでまとめてみてるけど、これは数多ある子育ての形の中のほんの一例なので。

最後に、今ではすっかり萎んだ乳。痛みに散々苦しめられた傷ももう無くなったけれど、あの頃は確かに一緒に頑張ってたよね…!と労わりたい気持ちでいっぱいです。
今後ご縁があればまた活躍するその日までゆっくり休んでもらうこととします。



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