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脳と皮膚、対立の時代

気がつけば
私たちは、

科学的に数値化される、
目に見えるものを頼りに生きるか、

直感的な感覚を通して、
目に見えないものを頼りに生きるか

どちらか一つを選ばないとならない、

難しい二項対立の世の中にさらされています。

反面、これまで顕在していた
イデオロギーや宗教、国家間の対立という構図は
存在しながらも
前景から消え去ってしまったかのような
そんな感じすらあります。

そんなことが影響してか、

これまで仲よしだと思っていた人が、
急に遠くに行ってしまったり、

逆にこれまであまり縁のなかった人たちと
急にお近づきになったりする、

そんな体験がここ最近、
増えてきているように感じます。

何か根本的な大きな違いを抱えていたとしても、
脳で生きるか、
皮膚で生きるか、
その選択さえ一致していれば、
仲間になれる、
そんな新たな時代の空気を感じます。


これは脳と皮膚との二項対立とも言えます。

脳が考え出す世界を選ぶのか、

皮膚が感じて応じる世界を選ぶのか。

裸足で行くのか、履物で行くのか、

だけにとどまることなく、

日常生活のあらゆる事象には全て、
必ずこの二項対立があって、
これまで以上に
その選択の是非を、
厳しく問われてるように思います。


答えなき二者択一のうち、

どちらを選ぶかはその人のセンス次第。

その選択いかんで、

人生で見えてくる景色が
全く違ったものになってしまうという、

非常に面白い時代を

私たちは生きて旅しているのだなと。

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