見出し画像

つなぎ飼いの牛の蹄(ひづめ)は開かない、靴を履いた人の足趾は開かない


「絆」とは、
動物をつないでおく綱のことをいう。


なかほら牧場のスタッフにはだしの話をさせてもらう時間を頂いた。

ひとしきり話が終わった後に、

「足を見せてほしい」

と。

要望に応えたところ、驚嘆の声が上がる。

「牛と同じだ」

放牧され、自由に育った牛の蹄は開くが、つなぎ飼いの牛(日本の酪農牛の7割以上)は蹄が開かず病気になっていると言う。
驚いたことに、つながれた牛のほとんどは自由に動き回ることができずに短い一生を終えるのだと言う。

繋がれた牛の様な人生を送るのか?

放牧された幸せな牛の様な人生を送るのか?

シューズにつながれた人生から決別すべき時が、

刻一刻と近づいている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?