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【楽天SKUプロジェクト】楽天商品登録の概要・リニューアルされた事項の説明

こんにちは。
バッグ売るまもる店長です。
今回は、楽天の商品登録の概要と2023年10月にリニューアルされた最新情報についてご紹介します。

楽天に商品を登録するには、RMS(Rakuten Merchant Server)店舗構築、受注管理、メール送信などの機能がある店舗運営システムを利用する必要があります。

このRMSと呼ばれる管理画面から手動で登録する方法と、CSVで一括登録する方法(有料11000円)があります。

毎月の商品登録件数が少ない場合は、RMSから手動で登録しても問題ありませんが
月20件以上登録する場合にはCSV一括登録が効率的だというのが個人的な感想です。

今年10月から
楽天市場の商品登録において大規模なリニューアルが終え本格的に適用されました。
楽天ではこのプロジェクトを「楽天SKUプロジェクト」と言います。

13年以上楽天システムを利用してきた私としても、かなり仕様書を見て勉強しなければならないほどでした。
特に今回はCSV商品登録の仕様が大幅に変更されました。

一番大きくは下記の3つが変更されました。

一つ目は、既存の商品情報item.csvとカラーなどのオプション情報select.csvが統合され、normal-item.csvに商品情報とオプション情報を一緒に入れてFTPに登録する必要があります。
商品、SKU、商品オプションの削除にはitem-delete.csvというファイルを使用します。

二つ目は、CSV上でアイテムを登録し、削除・更新する時にフラグ的な役割をしたコントロールカラムがなくなりました。
つまり、新しい商品番号で登録すると新しく登録され、既存の商品番号で登録される時は更新が自動的に行われるということです。

三つ目は、RMS上で商品csvをダウンロードする際、
期間別、細かい項目チェックによる
フィルターの細かい設定をしてダウンロードできるようになりました。

【実際に使ってみてまもる店長が考えたメリット】
1.既存の商品ページで同じデザインの商品でも、例えばサイズによって価格が異なる場合、サイズが異なる商品を1ページに設定することができなかったが、オプションSKU別に価格設定ができるようになった。


2.既存のCSVではコントロールコラムで修正、削除、更新を行ったが、間違って行われる場合もありアイテムを削除するなどの副作用が多かった。
今回のリニューアルでオプションSKU以外の修正、更新が便利になりました。

【不便な点】
1.商品ジャンル別に商品属性ができ、必須に入力する項目と任意項目が設定されている。
その分、入力する項目が多くなり、作業スタッフの作業量が増える負担になる。

入力された属性は、カラーなどのオプションを選択した場合、以下のように表示される。


【変更がない部分】
1.アイテムカテゴリを指定するitem-cat.csvは変更なし。

【利用ユーザー側の良い点】
1.素材、サイズなど細かい情報をフィルタリングして検索しやすくなった。
2.検索した結果の商品のカラーなど把握しやすくなった。
商品カラーが分かりやすく表示されるが、店舗さんのサムネイルにカラー画像を入れる場合が多い


【その他の変更点】
1.SKU別、つまりオプションごとに画像を入れる項目ができ、特定の商品キーワードのオプションキーワードで検索した時の結果として使用されるそう

以上、楽天の商品一括登録の概要と最近のリニューアルについて実際、商品登録に利用した感想でした。

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