2021-09-20 優秀な代打陣と2イニング食った大下と Ys2-2C #111
今日もカツオさんに勝ちをつけることは出来なかったけどチームは最後の最後踏ん張ることができた。これで3カード連続1勝1分け。勝ちきれないが負けてもいない。今日は7回まで盤石だった森下の牙城を代打陣がこじ開けた形だ。
まずは宮本丈。甘く入ったカッターを引っ張り込む形のヒット。川端のウラに隠れがちだが、打率.326。代打打率に限れば川端を超える.381。出塁率は更にすごい.517と出塁率の鬼となっている。スタメンで使えないの?ってところも確かにあるが、もっと評価されていい。
そして川端。あまりにも打ちすぎている為、裏をかく形でチェンジアップを選択したのかもしれないが浮いた球を逃さず引っ張り込む。川端は現在25安打。残り試合も少ないがこれ真中さんの代打安打記録に更に近づく形になった。
最終的な同点打は塩見、青木によるものだが、チャンスメイクは代打陣。今季スワローズの強さの要因にもなっている。
もうひとり隠れたヒーローは大下になるのかな。
カツオさんに勝ちをつけることはまたもやできなかったが引き継ぐ形で2イニング無失点。ここ数年「広島にだけには通用する広島出身の大下」だったが今年はちょっと打たれてて対広島8.1イニングで被打率が.300。WHIP1.44。それでも防御率が1.08と粘り腰を見せている。
今日も1イニング目はサクサク。2イニング目に一二塁のピンチを作るも中村、山田の好プレーに助けられながら無失点で切り抜けた。大下はサイドに果敢にチャレンジし、イニングを食える投手になった。大下も前々回の塩見と同じ17年ドラフト。第一印象は「誰?」野球太郎の一行評価すら無かったんだから。ドラフトは即戦力と呼ばれる投手が少なくて大下2位は苦肉の策だったんだろうと思っていたが、気づけば2位以下の投手の中ではトップクラスの成績になっている。個人的にもちょっと思い入れのある選手。まだサバイブしてもらいたいなぁと。