2021-06-26 見逃し三振で分かること Ys3-10G #069
２試合連続で先発が試合を作れなかった。今日はライアンが炎上となると空気も良くない。初回は非常にいい立ち上がりも球数を使ってしまっていた。良くない兆候は一応あったのよ。
先週、ピリッとしなくて、今週は期待していたが……。ちょっと細かい制球ができていなかったように見えた。長打力のある打者がそろっているので、丁寧にいき過ぎたのかなという感じはする。
昨年までのライアンはそれこそ細かい制球で勝負をする投手。それが今年は球威も加わり抑えることができていた。具体的に言えば多少甘い球を投げても空振りが奪えていたのが今日はファールになる。その分球数がかさみスタミナを失ったところで制球が悪くなり痛打のパターン。それでもコースに投げ切ったところがストライクで見逃し三振が奪えればそこから立ち直るキッカケも出来ただろうが今日はゼロ。昨日のカツオさんもゼロだったね。見逃し三振が１個あると、今日のゾーンがここまでなんだな？って事が分かり、そこから組み立てていく事もできるんだが、それが無いと相手の空振り待ちになってしまう。こうなるとなかなか配球の組み立てが難しくなってくる。ただ、これも相手あっての事ではあるんでね。２番から6番まで続けて一発がある選手となると攻め方も難しくなる。ライアンもカツオさんも良い時と悪い時がありながら、技術と制球力で長く出来るタイプの投手だと思ってる。一方で圧倒的な強みのある大エースと今はちょっと違うのも事実。それでも次回はきっと持ち直してくれる。そういう投手はスワローズにとって大事なんだ。
そもそもそういうのってドラフト競合で獲得するか甥っ子がダダこねる以外の獲得は相当難しい。奥川くんはいずれそういう大エースになってくれると思ってるがね。
リードを読まれてる云々って文句がこういう時出てくるが、あからさまにリードが見えてたのは１箇所。８回大下が岡本に死球を当ててしまった後。
ファストボールは外で引っ掛けられる。
更に小林相手では外のスライダー。そら読まれるよ。中村・・・に限らず他の捕手でも死球を当てたあと、外中心の勝負になる傾向はある。もっと死球を利用して荒れ球を武器にすべき・・・って以前谷繁が言ってた。
それが正しいリードなのかは知らん。
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