仮想契約更改 金久保,中澤,鈴木,大村,井野編
基本2軍に居た選手も振り返ります。振り返りますが、情報が少ないので一気にいきます。
#48 金久保優斗
昨年は1軍デビュー直後に肘の靭帯断裂。トミー・ジョン手術を受けている。7月8日の復帰は、術後ほぼ1年なので順調にリハビリができたんだと思う。8月から9月の序盤まで1失点と内容も良かったが、9月に入ってからやや崩れ、最終的な防御率は8.27。マックスで140後半までは出るようになってきた。来季が本番になるが、今のままだと特徴がない。きれいなフォームで投げるタイプなので、球の伸びで空振りが奪えるようになりたい。
#56 鈴木裕太
まず、高卒投手は1年間ケガせず投げきれただけでも万々歳。それくらいヤクルトの場合1年目の長期離脱が多いんだ。高卒2人ケガしなかったのは記憶に無いよ。ただ内容的には課題が残った。当初は良かったが危険球退場から制球を悪くしてしまった印象。BB/9が8.84、K/BB0.58はちょっと悪すぎる。シーズンオフの東芝戦を見に行ったが本来の持ち味だったはずの球速が落ちているのが気になる。まずは自分を取り戻すところから。
#54 中澤雅人
正直今年の使われ方はクビを切られるものだと思ってた。内容が悪かったからではない。良いのに1軍に上がってこなかったからだ。
1軍出場はわずか1試合。それ以外はほぼ戸田。3月から6月まで21.1イニング投げて3失点。4ヶ月連続でWHIP1.00未満。投壊状態のスワローズ投手陣の中で使わない理由は無かったはずなのだが最後まで昇格が無かった。この時点で若返りを図るためと考えるのが自然だと思う。結果残留。昨年の仕事ができるならば出番はあるはず。派手じゃないがひたすらにストライクゾーンで勝負する投球スタイル。個人的に思い入れのある選手だ。頑張って欲しい。
#59 大村孟
昇格する基準が分かりづらいのはお大村もか。プロ初ホームランが出たのはいいが、その今年のヒットは1本のみ。戸田ではave.298,OPS.724と結果を残していたので、後半調子が悪かった西田と交換になるか、しばらく1軍の代打枠で使ってみたかったところもある。来季が勝負。捕手として云々よりもとにかく魅力は打撃力。まずは打ちまくることだ。
#63 井野卓
居てくれるだけで有り難いのが井野さん。試合数は7試合にとどまったが2ヶ月以上の1軍帯同期間。2軍では4番も打ってホームランも打っていた。ヤクルトでの初ホームランになる。こういうのちゃんとチェックできるのも仮想契約更改の魅力だったりする。
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