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2021-10-20 過去一番の好投の高橋と勝負を選択したマクガフと T0-0Ys #137

スコアレスドローでマジック3まで減った。今日のガンケルはちょっと打ち筋が無さ過ぎた中で、ヤクルト先発高橋奎二も素晴らしいピッチングを魅せた。

序盤はカーブとスライダーを軸としたピッチング。2つの球の球速が共に110km台なのでおんなじ球な気がしないでもないが、このゆるい球になかなか手を出せない。ストレートがそれだけ走っていたということになるんだと思う。

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初回の近本の打席。2球ストレートで追い込んだ後140km台のカーブと120km弱のスライダーで空振り。30km違うボールを見るのは本当に難しいんだと思う。

4回は死球(カーブの抜け球)でランナーを許しピンチを作るも

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ここで軸をチェンジアップに移す。このチェンジアップ。ストライクゾーンで空振りが奪えるスグレモノ。この球を序盤一回り目はしっかりと隠しきっていた。5回は連打を浴びるも下位打線をきっちり。

6回は中野に落ち際のスライダーを拾われるも続く近本。

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今度はストライクゾーンで勝負ができるチェンジアップで打ち取り俊足近本から4-6-3のダブルプレー。テンポがいいと守備も活気づく。

結局7回まで投げきってしまった。打順がまわるかどうかというところだったので2日休ませている清水マクガフを投入する形での降板となったが内容的には過去最高と言っていい出来だったんじゃないかな。

スコアレスのまま迎えた9回のマクガフ。先頭の中野にヒットを打たれ、近本犠打の時点で非常に難しい勝負になった。続く打者が不調だけど4番のマルテ→安定して粘りのある糸原→病み上がりだが一発のある劇場型の大山。誰とも勝負ができるが誰と勝負しても2割くらいは打たれそうな相手。取捨選択して2アウトを奪わないといけない。

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一度コーチと相談した結果マルテとは勝負の判断。ただ4球目がボールになった時点でもう勝負自体は避ける意図の方がデカかったと思う。5球目のスプリットを振ってくれた事で勝負に舵を切り直すことに。最後直球を低めに投げきり一邪飛。甘く入ってたら目も当てられない自体になったかもしれんが素晴らしかった。

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そして非常にしつこい糸原。ここも結果的には勝負となった。ただコースは間違えないように最新の注意。2球目の真ん中スプリットは肝を冷やしたがそれ以外はコースに投げきることができたと思う。最後はアウトハイで押し込みレフトフライ。引き分けに持ち込んだ。マクガフも64試合目。よう投げてもらってるよ。報われるシーズンにしないとねぇ。

明日は久々の現地。優勝が決まる試合にはならなかったけど、マジックをヘラせるように念じてくるよ。

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