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2021-03-28 3連敗と奥川2度目の登板とYs2-8T #003

同一カード3連敗。色々と見方はあろうが、日本の野球に置いて助っ人の存在がいかに大きいかを感じるような試合だったと思う。3番と5番、クローザーに先発。4人の外国人選手が全て機能している阪神に対しヤクルトの助っ人出場は3連戦でマクガフのわずか1イニング。昨季の順位も含めてこれだけ戦力の差があるとこういう展開になるのも致し方ない部分もある。明後日以降の開幕戦は同じく外国人選手の居ない横浜との対決。ヤクルトはカード頭にスアレスは出せる。ここで現有戦力の上澄みがどれくらいあるのか見えてくるといいなと。

奥川はプロ2度目の登板。結果は5回74球3失点の内容。四球1ということも含め立派な内容と言っていいと思う。

失点の仕方が良くなかった。反省を次の登板にしっかりつなげられるように調整していきたい」と前を向いた。

試合後の奥川の言葉どおり、失った3点は全てあからさまな失投と言っていい。

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初回はサンズへの初球。アウトコースがシュート回転して中に入ってくるボール。立ち上がりはアウトロー中心の配球の中で西武戦ほど圧倒したピッチングは出来なかった印象がある中での失点。

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マルテへの一発は追い込んだ後。2つのフォークを見送られた中で変化をつけようとした直球が上擦りレフトスタンドへ運ばれた。ここまでノーヒットのマルテだったがこのバッターとにかく低めのボール球を振らない。奥川だけならともかく他の投手でも全く振らせることが出来なかった。

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糸原へはストレートの2球目がその前よりも高く甘く入った。スタミナもやや切れ始めた部分もあったかもしれない。

全体を通してみれば150kmオーバーの速球はゼロ。調子は西武とのオープン戦の7割程度だったと思う。逆に言えばその調子でもこれだけのやりくりが出来たということだ。現状だと無理なインコースの勝負は避けるかとも思ったが、制球に目処がついたからか2回以降はインコースも使い始めた。

今後も1軍に帯同しながら調整そ続けていく予定で、登録可能となるのは最短で4月8日の広島戦(神宮)から。次戦こそ、プロ初勝利を目指す。

個人的には3~4回くらい2軍でローテを回しながらHQSができたら昇格という手もあると思ったが、どうやら間を空けるらしい。次回は燕プロの日になるのかな。期待してるよ。


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