2020-07-08 明日につながる引き分けと、崖っぷちから這い上がってきた中澤と #016

今シーズン初の引き分け。今季は延長が10回で終わる分、引き分けが多くなるはず。負けない試合をいかに作っていけるかは大事になってくるね。

前半はなんとも締まらない試合だったが後半は互いに無失点。両チーム中継ぎ12人全員ゼロで抑えるってある意味珍しいことじゃないだろうか。

ただ中継ぎに投げさせた球数という点で言えばヤクルト73球に対し中日106球。昨日も相手勝ちパターンのマルティネスに40球、岡田に32球投げさせている事を考えると明日の勝負はかなり有利に働くんじゃないかと。

その中で今日想像以上の仕事をしたのが中澤だ。

4回5回をまさかまさかのパーフェクトピッチングで抑えてくれた。正直最初の左2枚を抑えてくれればあとは野となれ山となれだと思っていたので、回跨ぎの福田ビシエドまで抑えてくれるとは思わなんだ。

ピックアップはビシエドの打席。

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ビシエドも流石、救いながらうまく打ったがエスコバーのダイビングキャッチでアウト。ただ、角度をつけるようなバッティングをさせなかった。

正直中澤は昨年の時点で戦力外もあるんじゃないかと思ってた。昨年の仮想契約更改でもそのあたりのことは書いていたな。

正直今年の使われ方はクビを切られるものだと思ってた。内容が悪かったからではない。良いのに1軍に上がってこなかったからだ。
1軍出場はわずか1試合。それ以外はほぼ戸田。3月から6月まで21.1イニング投げて3失点。4ヶ月連続でWHIP1.00未満。投壊状態のスワローズ投手陣の中で使わない理由は無かったはずなのだが最後まで昇格が無かった。

正直この時点でもう次に切り替えてるのかと思ったが、2軍監督をされていた高津さんもなにか思うことがあったのか残すことになった。よく考えたらスアレス、寺島も2軍でもがいてきた選手。それが今年想定以上の結果を出している。

2009年ドラフト1位の中澤ももう35歳。ベテランと呼べる年齢。ロングの中継ぎ、左のワンポイントと役割を代えながらなんとかサバイブしてきた投手だ。

もうひと花咲かせてくれることを期待してるよ!

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