2020-11-08 山崎勝利へのグランドスラムとリベンジを果たした清水と #119

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色々注釈は付け加える必要はある。相手は田中豊樹。本来なら2点差で出てくる投手ではない上、坂口の死球退場も相まって投げれる球が実質制限されていた。来た球はスライダーど真ん中。

それでもスタンドに打ち込んだならそれは「山崎が放った勝利へのグランドスラム」だ。間違いない。

山崎も10月以降は直球の対応で苦しみ調子を落してたが、前半戦のスタートダッシュの功労者は間違いなく山崎。最後報われていい。山崎の笑顔でちょっとしたもやもやも吹っ飛ぶってもんだ。

そして今日は清水だ。前回登板で与えられたあと1アウトとればいいだけのホールドチャンスをフイにしてしまった。そこからの今日はリベンジ登板。山崎のホームランで降って湧いたような機会にはなったが今日はまた気合が違った。

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吉川へは2球ストレートで追い込んでからのフォークで投ゴロ。できるならこのカタチが一番いい最善手だ。

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続く松原もフォークを交えながら追い込み最後は緩急で打ち取った。

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代打若林はわずか1球で仕留めホールド達成。実は打者1人でもホールドは付くケースだったがきっちり3人を打ち取り責任を果たした。

今季中継ぎとして大車輪の活躍だった清水。途中疲れも見られたがそれでも積み重ねたホールドは30。最終戦でホールドがつけば最優秀中継ぎ投手のタイトルが決まる。タイトルを獲得すれば新人王…は森下がいるので流石に厳しいが、特別表彰くらいはもらえるんじゃないだろうか。中継ぎの特別表彰が過去無いのでちょっと分からんが。

何がともあれ火曜日は最終戦。奥川のプロ初登板。清水のタイトル。最優秀出塁率のタイトルは青木か村上で確定。派手なタイトルではないが見るべきものもできた。コロナ渦のシーズン。辛い試合も多かったけど最後、また一つ来季への夢が見られると良いねぇ。



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