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2021-04-20 ヤクルトがこんな勝ち方できたのかと C1-2Ys #020

広島森下相手に2対1。接戦をモノにした。いや、こんな勝ち方ヤクルトできたんだね。投手陣の踏ん張りがすごい。

ヤクルト先発の田口。初回こそ堂林西川に粘られ24球使ってしまったが2回以降は低めにボールを集め続け6回まで投げきった。特に同点に追いついてもらったあとの6回は先頭打者菊池をショートゴロで打ち取ったと思ったらリクエストで覆るという嫌な流れ。平常時のマツダスタジアムだと球場が必要異常に盛り上がっちゃうからなるべく覆すのはやめて欲しい。ただコロナ禍で今日は観客が少ない分助かった。観客が少ない事の影響って色んな所に出てると思うよ。藤浪のメンタルとか。閑話休題。

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2死から鈴木誠也との勝負。二塁が空いている中で、ここまで急いだ勝負をするのは意外だった。そもそもこの場面で近藤弘樹投入かと思ってた。初球のインは分かる。どこかで思い切ったボールは必要だろうから。2球目アウトコースのカットを挟んでアウトコースで追い込んでからのイン要求。多少甘く入ったがそれでも空振ったということは完全に相手のウラをかいたことになる。敢えて言えばここまで丁寧に、低めに投げ続けたことへのご褒美的なところもあったのかな。かくもリードは難しい。

一方で相手先発森下からの点のとり方は実に渋いものだった。6回は山崎の三塁打から中村の犠牲フライ。スクイズもあるのかなと思ってみてたがそういやムーチョ犠牲フライもうまかったわ。逆方向におっつけてのライトフライ。中村通算犠飛が3226打席で24個。山田哲人が4652打席で26個。川端慎吾が3853打席で20個なので割合的にはかなり大きい。最低限の意識のできる選手ということなのだろう。

7回は四球からの犠打。1死二塁で代打川端。ワイルドピッチで三塁。

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あのワイルドピッチは大きかった。前進守備になればあとは強く叩けば高い確率で抜けていく。川端も森下のストレートに振り負けなかった。手術明けの昨年よりもずっとバットが振れているということなのだろう。

7回以降は盤石のリリーフ陣が締めてゲームセット。相手が全て揃っている阪神相手だと正直歯が立たない部分はあるが、綻びが見えてきたところをちゃんと突いていく事ができるチームになっている。これで助っ人がやって来ればいよいよ阪神相手でも勝負ができる陣容が整うよ。今年のヤクルトは思ったよりもずっと強いチームになってるよ。

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