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2021-04-21 凶悪な打線への妄想と清水のアイデアと C1-1Ys #021

ロースコアゲームを落とさなかった。打撃陣はわずか5安打。ただ今日は想像以上に床田が良かった。普通の打者は低めに集め続け強打者相手だとそれにインハイを加える。

例えば4回の村上の打席。

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なんていうか外国人打者に対する配球に近いものはある。ラストボールは外へ逃げていくスライダー。ここまできっちり投げ込まれるとちょっと手立てが無い。

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続く3打席目も三振。4球目のツーシームをとらえることが出来なかった時点で詰んだ勝負。あの感じだと最後も手が出ちゃうよねぇ。

この状態だからこそ青木が頼りになる。

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ファーストストライクを確実にとらえるのは流石青木。3番から山田村上青木塩見。全てタイプの異なる強打者が揃う今のヤクルト打線は相手にとってかなり怖いと思う。更に新外国人オスナとサンタナ。オスナは変化球、サンタナは直球に強い打者と聞いている。

例えば青木→山田→村上→サンタナ→塩見→オスナと続く打線。

うん凶悪。

ここまで中村2番が想像以上に機能していたが、そろそろ数字も落とし始めているのでまた7~8番にもどしてもいいかもしれない。塩見は足もあるので上位に置くのも手。妄想は尽きないねぇ!

あとは盤石の中継ぎ陣の話か。ここまで清水マクガフ石山の中継ぎ陣が大変頑張っている。っていうか開幕戦で清水が打たれて以降、清水マクガフ石山3人は試合を落としてないんじゃないかな。

今日で言えば清水が紙一重の勝負を頑張った。

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羽月には粘られた。相手を考えれば四球はもったいない相手。7球目の微妙なコースがボールになった時点で選択肢を失いつつあった。11球目でやっと投げたフォーク。おそらく落とせなかったんじゃなくて落とさなかったんじゃないかな。四球を出せない中で変化をつけるにはコレくらいしか無かった。長打のリスクもあるが、それでも松山や西川ほどの長打力は無い打者。相手をよく見た配球であり、それに答えた。

1番に返って菊池相手はさらに厄介になる。

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ここまでave.380の菊池ではあるが、ここまで見ている限りだと基本的な弱点は変わっていない。150オーバーの直球を投げれば割と簡単に空振りも奪えるし打ち損じる。ただし140前半だとついていかれて策が無くなっていく。最終的に変化球を拾われるケースが非常に多い。今季の清水は140前後しか球速が出ていない。それでもフォークとの緩急でここまでなんとか抑えてきていたが、相手が菊池となると難しい。危ない打球も打たれながらなんとかカウントを作る。そのうえで6球目に選択したのがカーブ。中継ぎになってから殆ど使って来なかったボールだ。そしてラストは全力144kmのストレート。高く浮いたがセンターフライ。押し込める事ができた。足りない球速を緩急で補ったナイスアイデアだと思う。

今年の清水もよく頑張ってる。なんとか通年持たせて欲しいね!

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