2020-07-29 ゾーンで勝負が出来た長谷川と逆方向に打てた村上と #033

・20失点負けの次の試合
・今日(梅野を除く)勝ちパ3人の休養が十分
・明 日 が 藤 浪

この3点においてとりあえず負けられない試合だった。特に2つ目が大事。昨日スワライブで力説してたのだが大型連敗は勝ちパターンが崩れたときに起きやすい。昨年の16連敗も梅野石山が崩れて逆転負けしてからだった。

だからこそ今日落とさなかったのは大きい。誤算もあった。昨日回跨ぎで疲れの残る梅野が乱調。1死満塁のピンチを迎えてしまう中、救ったのが長谷川のピッチングだった。

近本と糸井2枚の左に対してのアプローチはそこまで変わらない。ストレートでカウントを奪う外中心の勝負。ただ、最後の決め球に違いがあった。

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近本に対しては追い込んでから変化球を2つ。最終的には浅いレフトフライで打ち取る。ただ4球目スライダーに対して5球目はカーブに近い軌道のスラーブ。2つの球に球速の変化を付けて打ち取っている。正直怖い球にもなるが、この配球表よりは外に投げきっていたと思う。

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続く糸井に対しては追い込んでから1球低めに投げきった後に懇親のストレート。コッチはコース的にはやや甘く入ったが相手はベテランの糸井。球速で振り切ることができた。甲子園で清水が同じくベテランの福留にスタンド打ち込まれていたので少々不安もあったが、長谷川くんの場合は左対左の対決な上にその時の清水よりも5kmほどスピードを上げて投げられていた。その分で空振りが奪えたのだと思う。

何がともあれ今日の長谷川は早いカウントでストライクゾーンの勝負ができた。長谷川もこの短期間で急激に成長しているよ。

そして順序は逆になるが打のヒーローはもちろん村上。ここ最近村上は引っ張り傾向が強く、逆方向に打てなくなっていた。結果最近5試合打率1割台。いやこのくらいの不調は20歳という年齢考えりゃ当たり前なんだが。なんかセカンドが深すぎるくらい深く守るようなシフトを組まれてから引張り傾向が強くなっていたように感じていた。ちょっと心配な場面での勝負。

ただその前の打席でのアオキのツーベース。

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ここでワイ。

で、その村上がおんなじようなバッティングをするんですよ。

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逆方向へきっちり打ち返す青木のトレースしたかのようなバッティング。

ただし、155kmのストレートを逆方向に打ち返しスタンドを超える一発になるなんてやっぱりこいつやべーわ!

これでまた調子をとり戻してくれるだろうか。さっきも言ったが多少調子を落としてもまだ余裕で3割は維持できる数字。とんでもない選手だよホントに。

明日はいよいよ現地です。よりによって相手は藤浪。ある意味ヤクルトの選手の次に気にしている選手でもある。不安も多いけど2軍ではいいピッチングができていたので、まずはまともな「野球」ができることに期待する。っていうかヤクルトの選手がどうこうじゃなく藤浪がどうかって試合だよ明日は。


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