2020-08-08 避けられる勝負と避けられない勝負と3回投げきった久保と #042

最後の牽制はセーフだったと思うがしゃーない。切り替えていく。ビハインドを追いつくのは大変だ。だから勝ち越し点が痛かったかな。

ピックアップは佐野からの被弾ということになる。

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こうやって配球表を見ているとライアンも丁寧に投げようとしていたのは分かる。ただ、ここは5~6球目くらいで損切りが出来た勝負だと思っている。理由は4つほど。

1.今季(に限らず普段から)対左の相性の悪さ
2.今季佐野の打率と今日のヒットの内容(8球粘られて中前安打)
3.佐野はホームランバッターである。
4.今季の宮崎との相性(前の打席までで5-0)

勝負に絶対は無い・・・が、ちょっと後悔の残る固執の仕方をしちゃった気がする。じゃぁどこで諦めるか・・・となると自分なら7球目くらいにはチェンジアップを落として振ってくれなきゃ四球でいいやって考える。それ以上粘られると今度は球場が盛り上がり始めるから。否応なしに勝負したくなる空気になるし、それ以降で四球を出しても盛り上がった雰囲気になってしまう。

一方で避けることが難しいケースもある。

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同じく11球粘った末にセンター前を放った。ただここはなんとしてもエスコバーはアウトにしたいケースだった。そらそうだ。次の打者は青木と村上。左vs左になるとはいえ、今年はどちらも左に強い左でもある。結果エスコバーはセンター前が三塁打になったが、まぁそれでも勝負はしなきゃいけないケースだった。

それはそうと、あと久保くんの話もちょっとしようか。1点は失ったものの正直3イニングも消化してくれるとは思わなかった。球速があるわけでもない、大きな変化球があるわけでもない。ほぼ制球全振りのピッチャーって認識だったが、いつの間にかシュートを覚えたんだね。まだストレートとたいして見分けのつかないくらいの球だけど右打者へは一応つかってた。中澤が生き残るキッカケになったのもこのシュートボール。まだ左相手には投げることが出来てないが、インハイに投げ込んでみるのも面白いと思う。

ベストピッチは8回嶺井の打席。

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左投手が右打者を抑える時の理想。追い込んでからのチェンジアップをきっちりアウトローに落とし切ることができた。このピッチングができれば1軍もサバイブできるはずだよ。


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