2020-09-01 何故イノーアだったのかと #061

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うん。こうやって見るとまともな勝負をしてるようにも見えるな!ただサヨナラ弾はサヨナラ弾。まぁ打たれたイノーアとそのイノーアを起用した(今年は監督が継投を指示するらしいので)高津さんにヘイトが向かうのも分からんでもない。ただなんでイノーアを選択したのかを高津さんの立場になって考える必要はあると思う。ヤクルトの場合どうしても捕手と継投担当者(普段なら投手コーチ)が矢面に立ちがちで損な役回りにもなってしまうからね。

まず残っている投手はイノーア長谷川風張星石山の5人。仮に石山をいかせて抑え、10回オモテに勝ち越したとしても次の回誰かしら投げさせなくちゃならない。この時期でこの順位だと石山回跨ぎはまず考えられない。誰かしら別のピッチャーをいかせなくちゃいけなくなる。同点ならまだマシ。勝ち越した上で残りピッチャーで「1点リードをゼロで抑えてくれ」を期待できるピッチャーが長谷川くらいしかいない。その長谷川も前回読売との3連戦で結果を残せず苦しんでいた。9回を石山が3人で締めれば次は梅野からの下位打線というのはあるにせよ近本まで回せばかなりきついカタチになる。加えて石山を使いながらチームが負けるなら目も当てられない。そしてイノーアを使った理由。「助っ人にはやってもらわんと困る」という1点は大きいかなぁ。一応戸田では2試合3イニングをパーフェクトで抑えている。先発でダメだったけど中継ぎならという期待も賭けての事だと思う。

それにしても1人目の打者で被弾されては泣くしかないがな!

まぁシチュエーションもシチュエーションだったのでもう1回はちゃんとロングの枠としてイノーアさんチャンスはあるのかな。

そもそも今日打撃陣4安打だからね。確かに高橋遥人は今日超良かった。よく1点もぎ取ったと思う。ただそれでもこのロースコアゲームをモノにできるほどヤクルトは投手陣が揃ってないんだから打たなきゃいけなかったんだ。7回オモテ満塁青木のカードの切り方は完璧だったと思う。中村の打撃の調子が上がらない中、それでもネクストには立たせつつ青木登場は相手にとってどこまで想定ができてたかなぁ。カウントも3-1まで作った。あとは打つだけのところで凡打は痛恨だった…。いやこれだけやってもらってる青木が打てなかったんだから仕方がないんだけど。

敢えて動いてほしかったと思ったのは9回オモテのエスコバーかなぁ。走者二三塁ながら1点を取りに行ってもいい場面。次がおそらく代打坂口と分かっている。

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どこかでセーフティスクイズって選択肢も合ったのかなぁと。今年の石山なら1点で勝てる気もするし。エスコバーこの前見た送りバントが異様にうまかったし。カウント悪くするのを怖がった部分もあるかもしれんし言うても2割後半打っているのもあったからかなぁ。でも1つ意表をつく形が作れたとおもうんだよねぇ。

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