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2021-04-24 オスナが打つ「運命」と、近年最高のめっけもん近藤弘樹と YS4-3D #024

最後の最後に大どんでん返しが待っていた。

9回2アウトからの逆転劇

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わずか1球。

ライデル・マルティネスのストレートは新外国人オスナによって右中間へ

抜けていった!

9回ウラ。ライデル・マルティネス(以下ライマル)が出てきた時点でもう勝ち筋は無いと思っていた。今季4試合登板で打者12人をパーフェクト6奪三振WHIP0.00。翻ってみればそれってまだランナーを出していないということで、付け入る隙はそこにあったのかもしれない。先頭打者が四球数トップクラスの山田村上と続いたのも大きかった。ここまでライマルに対して7-0の青木がなんとかつないで一三塁。それでも向こうからすれば三振2つ奪えればというところ。それができる投手でもあった。まだ、(恐らく左手首の)故障が癒えない塩見は敢え無く三振。

それでも今日はオスナが残っていた。結果を見てからならなんとでも言えるので卑怯だとは思うが今残っているヤクルトの選手でライマルを打つ可能性が一番高かった選手だったかもしれんね。年齢的にも若くて速球派タイプとも数対戦してきたであろうカリビアン。そして来日後既にヒットを打てているので気負いも無い。初対戦。まだ研究もされてないだろうから定石を踏んでくる。絶対的守護神ライマルなら尚更だ。あとは直球に振りまけないところだったが見事に打ち返した。それにしてもこのめぐり合わせは「運命」としか言いようが無いね!

昨季は計算が立つ助っ人がマクガフ、エスコバーのみだった。そのエスコバーも長打が出るわけではなくという状態。マクガフも今年ほどの調子ではなかった。今年は4枚きっちり、いやそれ以上にカードを切ることも可能になってる。いよいよヤクルト上位来ちゃうんじゃないの!?

サンタナはアレだ。まだノーヒットだけど打撃の感覚は悪くない。外国人大砲お約束のスライダーくるっくるも無いのでそのうち打ち出すよ。

もう1つ。今日の試合を分けたのは近藤弘樹だ。6回オモテ、また高梨がこのイニングでつかまる。正直今日は2つのゴロが上手く抜けてしまったのもあるのでかわいそうではあったが。無死一二塁のピンチで「切り札」近藤弘樹を投入。

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近藤のやることは基本「ひったすら150前後のシュートを投げ続ける」事に尽きる。これで打たれてないから今の近藤はエグい。それでも阿部には粘られたところで変化をつけるカットボール。これだけ意識がいってれば今不調の阿部なら余裕で打ち取れる。それが併殺だったのは運もあるだろうが。

続く井領にもシュート攻め。

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インコースは上手く捌いたがそれでもサード真正面。ライマルもそうだが1人リード無用のゴリ押しができる投手が居ることがチームにとってどれだけ有り難いか。正直近藤弘樹居なかったら4試合くらい落としてないんじゃないかな。戦力外での獲得。近年でもトップクラスのめっけもんだよ。



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