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2021-04-10 悪いなりに丁寧に投げたライアンと村上のタイトルと D2-2Ys #013

痛み分けの引き分けだが、この時期のヤクルトは連敗しないことが大事。戦力が足りない中で本当にようやっとる。今日の劇狭ゾーンの中四球も多かったが最後の一歩を踏みとどまることができた。

先発ライアンは前回よりはイン・アウトを投げ分けていくようなピッチング。低めに丁寧に投げ分けることができた一方で球速がアベレージで140前半。拾われるケースが多かった。途中ギア上げてくるかとも思ったがそこまでじゃなかったね。調子は良くなかったんだと思うがそれなりに丁寧なピッチングをしたと言うことになる。

例えば6回の同点打。

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インコースをかなりしつこく攻めた後のアウトコーススライダーなのでそこまで間違ってはいなかったと思う。が、

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福田へのピッチングが迂闊だったかな外2球で追い込んだあとのスライダーと考えればもうちょっとしっかりボール球を投げきりたかったところ。典型的な「2球で追い込んでから甘く入るヤツ」だがそれでもコースに入っているから大事故にはならんかったやつ。ただ、

試合後の高津監督は、先発の小川について「あのイニング(六回)は投げきってほしかった」と注文。それでも「どんどん攻めることはできたのかなと思います。広い球場ですし、少々甘く入ってもというような気持ちがあったかもしれないですし、そういう意味ではゾーン内でしっかり勝負できたのかなと思います」とエースの粘投に目尻を下げた。

それも高津さんにとっては許容範囲だったのかもしれないね。

あとは村上か。

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柳からすればなんでこんなコース投げちゃったんだろうってくらいの失投だったと思う。普通の打者ならいざしらず、村上の場合は逆方向でも平気でスタンドに運ぶパワーと確実性がある。それがたとえバンテリンドームでもだ。

現在ホームランは5本。ただこのペースはまだ遅いかもしれない。現在5番は荒木。悪いがまだ避けられる相手だ。これが復帰した内川、さらにはサンタナやオスナが当たり外国人ならさらに村上を避けるのが難しくなってくる。今ホームランダービートップで並ぶサンズの阪神は新外国人が来ても打撃面ではこれ以上の上積みは難しいだろう。ロハスジュニアが来たところで割を食うのはマルテであり佐藤輝だ。ヤクルトの場合奥村太田がオスナとサンズに変わるのは大きいよ。

後はヤクルト投手陣次第ってところにもなるんだがね。今年こそはタイトルを獲得してもらいたいのう。

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