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2021-07-07 七夕に煌めいた星と振り切った渡邉と Ys6-4T #078

今季三度目の球場観戦。その当日

920人感染者が出てるとはねえ…。そもそも500人前後の時点でどうするかは迷っていたんだけど。とにかく感染対策だけはしっかりしようと球場まではチャリ通(いつものことではある)、周りの人と話さず、不織布マスクしっかり。それにしても東京はうだるような蒸し暑さ。これ夜でも危ないよ。こんな状況での感染は今年で終わりにしたいね・・・。

それでも球場まで足を運んだのは七夕だったからだ。2017年、7月7日。七夕の惨劇を現場で知るものとしては今日は現地で観戦せざるを得なかったのよ。あの日以降初の七夕神宮開催だ。あの日から一度リセットしたかったのよ。。

先発高梨は初回の被弾から多少立ち直るも4回にまた失点。中継ぎ陣が疲弊する中、せめてもとマウンドを託した5回。いきなり投手二保を四球で歩かす失態。近本にも二塁打を打たれ、糸原をなんとか打ち取ったところで投手を星にチェンジ。今日は「星」に願いを託す日だった。

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まずはサンズ。このシチュエーションだととにかくサンズを抑えないと始まらない。勝負にいったインコース2~4球が全部ボールになり、腹をくくるしかなくなったところ。ここから外に切り替え追い込む。6球目フォークが落ちないところでもう腹をくくるしかなかったところ。最後はやけくそに近いストレート。ただサンズの比較的苦手だった内角故に空振りが奪えた。

こうなると選択肢が広がってくるところ。

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二三塁マルテと満塁佐藤輝の選択。自分なら佐藤輝との勝負を選ぶ。ならばマルテは限りなく慎重にということになる。最後まで無理をせずギリギリの勝負で四球。

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今日ホームランは打たれているものの佐藤輝は明らかな弱点がある。インハイストレート速球と落とす球を落とせば大体打ち取れる。高梨は落とす球が全く落とせてなかったのが問題でね。結果ファストボールでしつこく攻め続けるのは全然間違ってないよ。5球目のツーシームは前に落とし過ぎたが結果としてこれが目線を変える球になった。アウトハイは逆方向に運ばれるイメージがあるから尚更インハイの勝負で正解だったと思う。これも球速があってのことなので田口とかで同じようにはいかんがね。

1軍昇格後、抜群に球威が良くなった。今日は七夕。煌めく星が見られた。梅野が離脱中、今後もカードとして起用される事になると思う。今日は彦星になれたけど年に1度の出会いじゃ困る。しっかりこれからも投げて貰わんとねぇ!

文字数いっちゃったので最後にもう1個だけ。もう1人のヒーロー渡邉。

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相手が齊藤と阪神の投手陣の中では若干信頼感が薄れる相手に対して渡邉初球を見逃さなかったのが偉い。若手の基本は駆け引きよりも思い切り。相手もキャリアの浅い投手なら尚更。しっかり振り抜いた結果がいい方向に働いた。次の打席以降は同じようにはいかんかもしれんが今日はこれで大正解。巨人にいった廣岡と同期。長打力は流石に及ばないがシュアなバッティングと足も肩もある。「オレもいるんだぞ!」ってところをこれからも見せもらいたいたいね!

ありがとうございます。うちの猫さんのご飯代となります。