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2021-04-13 村上HR影の主役と好きなものをとっておく中村と Ys5-1De #015

想像以上の快勝となった試合。

決めたのは"令和の怪童"村上の一発。

百聞は一見にしかず。見れば分かる特大の3ラン。漆黒の闇を切り裂き神宮の夜空に消えていく滞空時間の長い一発だった。

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向こうからすればカウントを悪くしてからのド失投。2点ビハインド。走者一二塁というところで焦りもあったかもしれない。

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ただ、塩見の初回の打席の反応を見るとまだ、塩見の方が与し易いと考えても良かったんじゃないかと思えてくる。

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実際塩見は同じような内角のアプローチで打ち取ってるのでもったいないなぁと感じてた。次の打席を見るまでは。

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ケリーがおったわ。そういや前の打席で2点タイムリーを放っている。ここまで見越すと村上を避けるのが怖かったところはあるかもしれないね。ある意味村上のホームランは太田が打たせたものって考えてもいいかもしれない。だからこそ、太田のこの打席での怪我(ベース踏んで足を負傷)は心配。隔離期間が終了した青木内川が戻ってくるタイミングが近いのは不幸中の幸いにはなるんだが。

そしてスアレス。序盤4イニングをパーフェクトピッチ。6回95球。9奪三振の快投で今季1勝目。7回以降も投げれないことは無かっただろうが昨年は中5日を1回やっただけで離脱している。まだ無理はできないと判断したんだろう。

そして今日は配球にもこだわりが感じられた。序盤は飛ばしながらストレート中心の配球。そして落とす球、チェンジアップを1球も使うことなく3イニングを抑えきった。今日解説の谷繁氏が「1回り目の配球を2回り目でどう使うか」的な話をしていたが、一番の変化はここだ。引用しようか。(笑い声とかは除く)

谷繁氏「僕は(球種を)とっとく習性があってご飯でも好きなものは最後に食べるタイプなんですよ。だから球種も結局あんまり見せすぎるとプロのバッターって対応し始めますから。いくら前の試合で対戦があったとしてもその日の変化球は多少違いがあるわけじゃないですか。(変化の)変わり方が。だから見せないでみせないでココってときにしてた時もありますけども」

チェンジアップを使い始めたのは4回オモテ。2番の柴田が最初。その後もちょくちょく使っていたが最終的にこのチェンジアップが効いたのはココ界もしれない。五回オモテ二死一三塁のピンチで戸柱。

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長打が怖い場面でスライダーとチェンジアップで組み立てるかわすピッチングができた。

こういう組み立ての仕方は実に中村らしいなとは思ったよ。彼も好きなものは最後までとっておくタイプだ。ただ、それも投手ありきではあるんだけどね。

ありがとうございます。うちの猫さんのご飯代となります。