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2021-05-07 何故先発金久保じゃなかったのか?と助っ人が役割を果たした試合と G4-6Ys #033

今季のターニングポイントにもなりそうな試合だった。勿論「菅野の降板」という向こうからすれば不慮の事態が起こった事も見逃すことはできない。が、此方側からすれば全てが噛み合う形での逆転劇となった。

立役者はまず金久保くんになる。先発スアレスが3回途中3失点で降板。梅野が火消しを行い1.1イニング無失点。(ここすっかり忘れてたけど結果を見れば素晴らしいピッチングだった)5~7回を金久保が無失点で切り抜けた。

「じゃぁ最初から金久保で良かったじゃん」って意見もあるかもしれない。実際今季の内容的に言えば金久保くんのほうが数字的にもいい結果を残している。ただ、おそらく明後日からサイスニード、さらにバンデンハークが上がってくる状況。1軍登録人数は5人。オスナ、サンタナ、マクガフは確定となると先発の誰かが登録抹消されることになる。

その時、スアレスに正当なチャンスを与えずして落とすのは気が引けたのも分かるんだ。パワプロならそこまで気を使う必要は無いが、プロ野球は人がやるものだから。色々と気を使う必要はあるのよ。

その上でここまで先発で使ってきた金久保くんをロングに回したのは結果的には大成功。2軍に落として次に調整させることもできただろうが、高津監督は残すことを選択した。恐らく日程が虫食い状態だった上での一時的な措置で、また来週は先発に戻すのだろう。来週は火曜休日の中5。その後は変則日程の無い週6試合が続く。外国人先発の兼ね合いや、奥川君、カツオさんなど登板間隔が必要な投手の調整もあるが、金久保くんはこれから軸になる投手になってもらいたいね!

あともう一つのトピックはオスナ、サンタナ、両助っ人野手の活躍による勝利ということになるだろう。繰り返しになるが、昨年との大きな違いは外国人選手でなくてはいけない。昨年獲得したイノーア、クックは全く機能せず。エスコバーは華麗な守備を見せるものの打撃面で振るわず、守備範囲も年齢の衰えか絶好調には程遠い状況。大きく出遅れたスアレス含め5人の内4人が年俸分には程遠い仕事しかできなかった。バレやブキャナンを放出した上でこの結果ならフロントの問題になってしまう。

今年は変わったというところを見せるにはオスナ、サンタナは重要なファクターになるのよ。

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まずオスナの勝ち越し打。相手の切り札、櫻井も悪い勝負はしてない。インハイとアウトローにある程度投げきっているが、オスナはアウトローに手を出さなかった。最終的に甘く入ったチェンジアップをレフト前へ。この勝負強さをオスナには求めていた。

そしてサンタナ9回トドメの1発。

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逆にサンタナに求められるのは「なんの脈絡もないホームラン」だ。今日の坂本初回の一発もそうだが、対処法を考えてる内に食らう一発。これは別の意味でダメージが大きくなることがあるんでね。今日の一発はそんな脈略も無い、でもトドメとまではいかないが、相手におおきなダメージを与える一発になった。

この2人が機能し、塩見も復活。青木もちょっとずつ調子を上げてきている。時間はかかったけどやっと打線が固まりつつあるよ。

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