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2021-08-17 職人川端の役割と切り札今野の有効性と Ys13-3 #085

ちょっと今のチーム本当に強いチームなんじゃないかと勘違いしたくなるような試合だった。山田村上の一発はその最たるものにはなるが両方ともソロホームラン。それ以外にも11点奪えているのがすごい。

大量点になった6回の攻撃。相手方の細かいエラーもあった。オスナのところでの坂本の悪送球は頂けないものだったがサンタナサードゴロは岡本がよく取ったレベルだったが、一塁送球で踏ん張り来れなかった。これで2点差がついたところで読売側は背水の陣の満塁策。変則の大江を投入。ヤクルトは代打川端。

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ケースとすれば避けたいのは併殺と三振。併殺はピッチャーゴロセンター方向に打つことで起こりやすいので引っ張り込むか流し切るかということになる。背中からボールが飛んでくるような大江のピッチングスタイルでこのタスクって相当難しいように見えるがそれを川端慎吾は完遂したことになる。結果とすればフィルダースチョイスにはなるが、やるべきことをやろうとしたことの伝わる職人らしいバッティングに感じた。そしてこの時点で1死満塁というシチュエーションを作れた事も大きい。

あとちょろっとだけ。高橋が6回に捕まったタイミングで2点。ここでカードとして今野が出てきたのも高判断だったと思う。岡本ウィーラーと続く強力打線だが今野の場合良くも悪くもやることは同じ。強い直球を軸にしてちょろちょろカッターを加えていくスタイル。相手云々でなく自分のスタイルで責任を取れるピッチャーというのは頼もしい。最終的には塩見の捕殺に助けられたがそもそもショートゴロで終わってたはずで。見事なピッチングでした。


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