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2021-07-14 オスナ前半戦の役割と内角に投げきるスアレスと #083

AS前の前半戦を貯金10でフィニッシュすることができた。前半最終戦は4点とってから4点取り返される展開だった。山口を早々に降ろすことができたが、その後の今村を打ちあぐねてた。今村ずっとヤクルト苦手としてたのでそのままズルズルいかないといいなと思ったところで4回の勝ち越し打。

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今村から2アウトから1点取れたという意味ではオスナの本当に大きな1打だった。今村をあと2イニングくらい投げさせられてもおかしくなかったしね。田中豊樹を挟んで続いてでてきた畠は比較的ヤクルト的には相性のいい相手だったからね。彼も2イニング我慢してくれた事が勝負を分けた感がある。

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速球ゴリ推し派には特に強いオスナの一発。今日はオスナ5打点。大爆発の日だった。昨年までの懸念事項、5番問題を最終的にはオスナに託す形になった。今のヤクルトは村上や山田など高い出塁率を持つ選手は多いが、低出塁率高打率タイプが少なかった。相手チームでいうとDe宮崎やヤクルトなら雄平のような早いカウントで打ちにいくタイプ。高出塁率のタイプは最悪「避ける」という選択肢が出る分、「塁は賑わすが返す人が居ない」という事態に陥りがちな中、高出塁率は早いカウントから打ってるので結果が出ているうちは本当に恐ろしい存在になるんだ。

序盤は得点圏の弱さと長打率の少なさが気になっていたが、最近はホームランも増えて2桁に届きそうな所まで来た。今季外国人野手が他球団でもあまり活躍できていない中、オスナ、そしてサンタナがある程度機能しているのは本当に有り難いことなんだ。

もう一つ試合を分けたのは田口の後を託されたスアレスのピッチング。

前回スアレスは「ツーシームという武器を得た」と評した。右はツーシームとストレートを適当に投げ込むことである程度カウントは奪えるんじゃないかと。さて今日はその武器をどう活かすかという展開だったが、

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廣岡に対してはまだ押さえつけることが出来たが、

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小林に対してそもそもストライクゾーンで勝負しきれない課題は残った。回跨ぎの5回はインコースを投げきっていたもののそれがストライクにならんかった。

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ボールになった内角球どれかストライクになっても全然おかしくなかったが今日は読売が13四球するくらいの極狭ゾーン。致し方がない勝負でもあった。

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それでもインコースに行きたい気持ちは分かる。中島ならこういう時、外に絞ってくるだろうから。実際外打ったしね。多少の運もあったかもしれないがゲッツーを奪うことができた。後半にかけて改めて右の内角への制球に磨きをかけて欲しい。

その前に一度帰国するようなのでご家族を一時的にしても寄り添ってね。

ともあれ後半もチームの不沈は助っ人にかかっている部分もある。頑張ってもらいたいねぇ。

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