2020-10-16 再び甲子園のマウンドに上った歳内と #099

西相手に為す術もない試合。っていうかエースクラスに対して1点のとり方を忘れてしまってる感じはする。

ただ、今日の先発歳内は古巣甲子園という事もあり気合の入ったピッチングができていた。特に序盤は過去最高の出来。

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1番近本は3ボールからカウントを整えセカンドゴロ。糸原に対してはストライクゾーンにボールをあつめつつカウントを奪い、ラストは落差の大きなフォークで空振りを奪う。

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糸井に対してもアウトコース中心にボールを集め、最後はフォーク。今のヤクルトにおいて空振りが取れるピッチャーがどれだけありがたいか。

4回の1点はライン上に落ちる不運な三塁打からの失点なので致し方なし。5回はちょっと疲れが見えたかな。いつもよりエンジンをかけてた分、5回はフォークが落ちきらなかった。

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糸原には初回で使ったフォークを拾われる。2ストライクから落とすならしっかり落しきらんと。谷繁は昨日捕手が真ん中から構えるからとか言ってたらしいが、それでも基本は投手がちゃんと落とし切ることだとは思う。

そして糸井はアウトローを拾われ相手は大山。

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配球だけで言えばこっちの方が後悔は残るかなぁ。カーブの見逃しの感覚がって無かった中で大山に対してインのストレート勝負で打たれちゃうとちょっともったいない気がする。この時点での大山はまだ外スラ系が弱いところもある。初回はアウトローのフォークで結果ピッチャーが弾くヒットにはなったが打ち取っているだけに、多少球が高くなるきらいはあっても最終的には一番いいフォークで勝負させたかったなぁと。

歳内はここで降板。ベンチに戻ったあと、しばらくタオルで顔を覆ってたのは汗か涙か。降板時はヤクルトファンだけでなく阪神ファンからも温かい拍手は送られていたはずで。その思いは悔しさだけではないはずだと思いたい。

で、あとは打線が点を上げないとって話なんだけどまた今度。


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