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2021-10-02 カーブが武器になった高梨と完全復活が近い石山と C5-9Ys#122

マツダスタジアムで2連勝。コロナ禍で球場の雰囲気が出ないのもあるかもしれないが、今までの広島に対する苦手意識が完全に払拭されたシーズンになったなぁと。

先発高梨が7回まで1失点の完璧なピッチング。大量リードを貰ってから痛恨の一発で4失点となったがしっかり試合を作った。今日効果的だったのはカーブ。困った時に効果的に機能してたと思う。

例えば3回ウラ會澤の打席。

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ストレートで攻めてたが、ちょっと球が浮き気味。高め直球に強い會澤に対してあまり多く投げさせたくないところでカーブ。30km近い緩急に手を出せなかった。

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1点を失ったあとの4回ウラの林の打席では初球2球目とカーブで追い込む。前の打席はストレート2球を見せてからのフォーク3連投で打ち取っている。両睨みしてたところでカーブが来たら鳩が豆鉄砲くらったような顔になるよね。カーブは「分かってたら長打」くらいの諸刃の剣の球なんだけど忘れた頃に投げれば相手は腰砕けになってくれる。高梨にとって隠れた生命線の球なんだ。

一方星が2試合連続で1アウトも取れずに降板。選択肢を増やすために好調だった星を勝ちパ起用した事自体は理解できるが結果としては裏目に出てしまった。そんな中、8回はバタバタしながら田口石山の1ポイントマシンガン継投で乗り切る。困ったときはベテランってことなんかね。

田口は長野との元読売同僚対決を制す。石山は

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3球ストレートで空振りを奪えた。正直不安も多くTwitterのタイムラインでも「何故ここで!?」って意見も多かったが9月は防御率1.00、被打率.212の9イニングで14奪三振1失点。らしい雰囲気にはなっていたのね。完全復活に近づいてはいるんじゃないかな。

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