2020-09-25コロナ渦で野球をやること #082

とうとう来てしまった。

阪神側に複数名のコロナ感染者が発覚。9人が入れ替わるという異常事態の中で試合が始まった。当たり前の話だが、自分はコロナの専門家でもなんでもないのでこの判断を信じることしかできない。ただ正直不安はつきまとうよね・・・。何よりこの判断の成否が出るのが基本的に2週間後というのがコロナの恐ろしいところだ。

それでも試合が行われる以上集中しなくちゃいけない。選手も大変だ。阪神側は大幅入れ替えがあったとはいえ先発の西は2試合連続完封中。打線も近本糸井サンズ大山ボーアが残っているので戦力の大幅ダウンというようには見えない人員。一方で中継ぎ陣と控え野手は火の車。いかに序盤で大量失点を防ぎつつ西に長いイニングを投げさせないかが課題の試合だった。

どうしたか。徹底した早打ち攻撃だ。ほとんどの打者がファーストストライクに手を出す。実際西ほどのコントロールのある相手だと追い込まれるとノーチャンスに近い。粘りたくても粘らせて貰えない。3回までは青木のホームラン1本のみでテンポ良く抑えられるが4回に連打が生まれる。濱田西浦が共に初球打ちのヒット。西浦が盗塁を決め二三塁。エスコバーのタイムリーはポテンなので運もかなり大きかったがここで同点に追いついたことで一気に試合が有利に働いた。

そして試合を決める一発の荒木だ。

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いやバスターホームランなんておかしいっしょ!ただ1軍昇格後ずっと調子は上がってたからね。そのうち長打は出ると思ってた。決勝打の西浦もだが、ここまで苦しんでいた選手がやっと調子を取り戻しつつある。

あと最後に清水。前回3失点炎上したからなのか、先頭打者から今までとピッチング内容を変えてきた。

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今までほぼストレートとツーシームのみで勝負していた清水がスライダーを使いだした。得意のアウトローも鳴りを潜め、シュート回転もしている。6球目のスライダーも2回首を振った末のもの。こういう時はだいたいストレートだったのでどうしたのかなぁと。打ち取ったストレートも真ん中にボールがよっていくサンズ相手とはいえ「らしくない」打ち取り方だった。

ボーア四球からの原口のヒットでピンチを作った後のマウンドをピックアップ。

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4球目に内角投げきれた時点で一つ勝負合ったようにも見えたがラストボールで今日一番の一撃必殺アウトロー!最後の最後に指にかかるアウトローを投げきることができた。2年目にして8回を1シーズン守り切るのは本当にタフなことだと思う。試合を〆る責任感という意味ではクローザーは本当に大変な仕事だが、その代わり変則的な出番は殆どないし今のヤクルトだと登板間隔もそれなりに空けることができる。一方で8回は出番もそれなりにある。シーズンはあと40試合弱。シーズンはいつもよりは短いのでなんとか1年間投げきって欲しい。



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