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2021-05-26 近藤弘樹と後を託された石山と Ys4-3F #045

山田哲人3ラン、青木宣親日米通算2500安打と華々しい形でスタートを切った試合だが最終的にはなんとかしのぎ切った試合になった。今日も11安打ながら4回以降は無得点。ジリジリ追い上げられるのは現地でみても心臓に悪いよ。

そんな中で起こってしまったトラブル。。ここまで百戦錬磨のピッチングを魅せていた近藤弘樹の故障…。

1点リードの8回、5番手としてマウンドに上がると、初球のシュートがすっぽ抜け、打者・渡辺の頭上を通過。体のどこかに違和感を覚えたとみられ、そのままベンチに戻り、降板となった。試合後、高津監督は「みなさんと同じ情報しかない。(部位は)なんとも言えない。これから上がってから」と心配した表情を見せた。

ここまで近藤弘樹は22試合に投げて防御率0.96と圧巻の内容。150オーバーのシュートボールをひたすら投げ続けた。

こう書くと「投げさせすぎじゃないか?」という話も当然出てくるが、

ここまで投げている数だけを考えれば22試合は他球団の中継ぎとそこまで変わらない。3連投が2回あるが、ワンポイントの起用も多く3試合で30球いったことがない。1イニングあたりの球数は12.8とセ・リーグで最小。特に8回を任されるようになった5月からは昨日までで4試合のみ。運用的にはある程度信用がおけるピッチングが確認できた早い段階で切り替えていたところはある。

それでもシュートボールは身体への負担の大きな球種。連投させすぎたきらいはあるが、その球を投げておけば相手が打ち損じてくれる。少ない球数で抑えられるという事があるので、必然的に多く使ってた部分はあると思う。あと1球速報で表示されるのが尽くシュートになってたが、いくらかストレートも混じってたとは思うよ。斜めから撮影する日本のテレビ映像だとシュートとストレートの見分けがつきづらいんだ。球速が変わらないなら尚更。

正直近藤弘樹降板以降は気が気でない状態で球場でも試合に集中が難しかった。幸いと言っていいかはわからないが、1球で降板。肩を回してたというし無理はしてないと信じたいよ。とりあえず登録抹消にはなると思うが、違和感程度でもじっくり治して欲しい。

その上で後を託された石山よ。

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ミニミニキャンプを経ての復帰登板は昨日。三者連続奪三振と圧巻のピッチングをみせていた。今日は5回に強度を上げて肩を作ってから間をあけての8回スクランブル登板。どうなるかと思ったが、石山、気合が違っていた。渡邉に対しては前回と同じような形で空振りを奪った。

平沼は川端失策からのロドリゲス。

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ここはストレートでファールを奪った時点で勝負あり。チカラの差をみせつけた。

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石井一成相手には暴投がありながらも最後はフォーク。コースを間違えずに投げきった。なによりここまでストレートを前に飛ばさずに来てるのが素晴らしい。

ラストイニングのマクガフも含めて今日2人は気合が違っていた。幸い中継ぎ陣には清水も今野も残っていて例年よりは層は厚い。近藤弘樹は体調万全にして戻ってきてもらいたいね!

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