2021-11-01 「覚悟の一刀流」 雄平にお疲れ様とYs 7-9 C #143

143試合目。シーズン最終戦は雄平の引退試合となった。優勝までにホームゲームを1試合残すことができてよかったね。

雄平は６回ｵﾓﾃの守備から登場。７回ｳﾗに打席が回ってきた。相手は森浦。３点ビハインドの先頭打者ならまずはわかりきった直球勝負となる。なのでこの打席の結果において「まだいける！」と言うことはできないが、実に雄平らしい払うような流し打ちだったよ。

２打席目は８回。ここは間違い無しの真剣勝負。ただ、四球は投げづらいというところで追い込んだあとは直球勝負となった。ここは島内に軍配。詰まる形になったがそこまできっちりストレートに粘れてもいた。フルスイングでカットしていく姿勢も実に雄平らしい打席だったよ。

自分は投手時代の雄平のことを知らないのでそのあたりのことを語れないが、13年のオープン戦で打者として結果を出し始め開幕スタメン。これからというタイミングで前十字靭帯の断裂で今季絶望の怪我を負う。その年の８月頃だったけかな。神宮で２軍戦が行われたことがあって。神宮周りをウロウロしてたらクラブハウス前に長い行列。雄平がサインに応じてた。最後までずっと20分近くかなぁ。野球ができない時期にこそしっかりファンサービスに応じる姿勢が印象に残ってる。

翌14年に復活。ベストナインに輝き、15年は優勝を決めるサヨナラ打を放った。

とにかく強くバットを振り続けるフルスインガー。野球を楽しみ続けた「覚悟の一刀流」。雄平選手ありがとうございました。