2020-06-24 スアレスを残した理由と狙い球を絞れた山崎と #004

初回よーいドンの3点とスアレスの好投でヤクルト快勝!今日のスアレスは3点もらったのもあるが終始素晴らしい内容だった。150オーバーの重たいボールと140近いチェンジアップ、更にスライダーカーブを自在に使いこなせれば早々打てる打者は居ない。結果的に6回まででマウンドを降りたが、85球と考えるとあと1~2イニングは余裕でいけてたと思う。

ただスアレス、正直今年ヤクルトに残るとは思っていなかった。

<去年のスアレス(マモノ調べ)>
・3/19~4/19 下半身コンディション不良
・5/15~8/18 上半身のコンディション不良
・9/1~シーズン終了まで 上半身のコンディション不良

▼皿▼普通これ残すとは思わないじゃん!

いや本当によく残したよね。国際部長のススメもあっただろうし今年あまり大きな補強が出来ないことが確定してたのもあるのだろうが。昨年の記事で高津監督がスアレスを残した理由が書かれていた。

高津監督は「マクガフはまじめでいい男。スアレスもリハビリを一生懸命やっていた姿勢は評価できる。球が速いし、いい変化球もある」と期待した。

自分は現状把握の為に怪我人情報は綿密に調べるようにしているが、それでもリハビリの様子までは分からない。実際に現場で見続けてている人じゃないと分からない事もあることを肝に命じておきたい。

このピッチングを続けられるなら心配は一つだけ。今年はシーズン最後まで投げてよ!

野手だと今日はコウタローの日だった。猛打賞に加え盗塁も決めた。それだけならタイムリー後のオーバーランのアウトと嶋のヒットの走塁での判断ミスのチョンボふたつのおまけ付き。落球エラーから猛打賞サヨナラまで決めて見せた比屋根を思い出したよ。

ミスもありながらそれでも結果を残し続けるのが大事。特に良かったのが6回のダメ押しタイムリー。

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結果だけを見るとシンプルな流し打ちのヒットになるが、この前に雄平の死球があった。逆球で膝に直接当たるちょっと言い訳のできない死球。これだと普通のピッチャーなら次の打者に対してそこまでキツく攻めることが出来ないのが普通だ。時々それどころじゃなくとっ散らかる危険な投手も居るが今日の守屋はまともだった。

ある程度アウトコース気味に狙いを絞りながら最後はコンパクトに逆方向を狙うことができた。4番打者ならもっと思い切って長打狙いのひっぱりを狙ってもいいが、山崎なら今日のバッティングでいい。コンパクトに打ち分ければ結果はついてくる。

昨年12月の契約更改では外野のベテラン陣に「オジサンを蹴散らそうと思っている」と宣戦布告。目指すは有言実行だ。

塩見山崎のような26~7の脂の乗った選手がレギュラーを掴まんと常勝軍団にはならんからね。期待してるよ!!

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